どうもと‐いんしょう【堂本印象】
[1891〜1975]日本画家。京都の生まれ。本名、三之助。初期から各種の技法を駆使し、仏画・寺院襖絵(ふすまえ)を手がけ、第二次大戦後は日本画における抽象表現の追求へと向かった。文化勲章受章。
にんしょう【忍性】
[1217〜1303]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじょう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性...
はちもんじや‐じしょう【八文字屋自笑】
[?〜1745]江戸中期の浮世草子作者・書肆(しょし)・版元。京都の人。本姓、安藤。通称、八左衛門。作者江島其磧(えじまきせき)、絵師西川祐信と結んで八文字屋本を創始。
ライオン‐さいしょう【ライオン宰相】
浜口雄幸の異称。その容貌からとされる。
はん‐しょう【班昭】
中国、後漢の文人。扶風安陵(陝西(せんせい)省)の人。班固・班超の妹。曹世叔に嫁したが、夫の死後、和帝の詔により、兄の「漢書」編纂を引き継いで八表と天文志を完成した。「女誡」7編、「東征賦」を著...
ばしょう【芭蕉】
⇒松尾芭蕉(まつおばしょう) 山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その鑑賞と批評」「奥の細道まで」「終焉まで」の全3部を刊行。著者は本作の功績な...
ひっ‐しょう【畢昇】
中国、北宋代(960〜1126)の人。活版印刷術を発明したといわれる。生没年未詳。
ひょう‐ぎょくしょう【馮玉祥】
⇒ふうぎょくしょう(馮玉祥)
ふう‐ぎょくしょう【馮玉祥】
[1882〜1948]中国の軍人・政治家。国民党に入り北伐に参加。反蒋介石運動を起こし除名された。抗日戦争中は復党。1946年に米国で反蒋を声明。帰途、事故死。夫人は李徳全。ひょうぎょくしょう。...
ふかくさ‐の‐しょうしょう【深草少将】
小野小町を恋し、99夜通ったという伝説上の人物。僧正遍昭または大納言義平の子義宣とされるが未詳。四位の少将。