しんぜい【信西】
藤原通憲(ふじわらのみちのり)の出家後の名。
しんぜい【真盛】
[1443〜1495]室町中期の天台宗真盛派の開祖。伊勢の人。比叡山で研学。源信の「往生要集」に傾倒し、全国各地に念仏道場を開いた。著「奏進法語」など。円戒国師。慈摂大師。
しん‐そ【神祖】
偉大な功績を残した祖先。 1 天照大神(あまてらすおおみかみ)の尊称。 2 徳川家康の尊称。神君。
しん‐そう【神宗】
[1048〜1085]中国、北宋の第6代皇帝。在位1067〜1085。姓名は趙頊(ちょうきょく)。財政再建のため王安石を登用して、青苗・保甲・保馬などの新法を実施した。
しんそう【真相】
⇒相阿弥(そうあみ)
しんだい【真諦】
《(梵)Paramārtha》[499〜569]インドの僧。梵語(ぼんご)経典を持って中国に渡り、梁(りょう)末の戦乱で各地を転々とした。その間、金光明経・摂大乗論・中辺分別論・大乗起信論など多...
しん‐とう【慎到】
中国、戦国時代の趙(ちょう)の思想家。法家的政治思想を唱えた。著とされる「慎子」は一部分のみ伝わる。生没年未詳。
しん‐とくせん【沈徳潜】
[1673〜1769]中国、清代の詩人。長州(江蘇省)の人。字(あざな)は確士。号、帰愚。格調説を主張して、盛唐の詩を重んじた。著に「沈帰愚詩文全集」、編著に「古詩源」「唐・明・国朝詩別裁集」「...
しんどう‐かねと【新藤兼人】
[1912〜2012]映画監督・脚本家。広島の生まれ。本名、兼登(かねと)。戦後、吉村公三郎監督とのコンビで脚本家として活躍。昭和25年(1950)吉村らと独立プロダクションの先駆けとなる「近代...
しんどう‐じゅんじょう【真藤順丈】
[1977〜 ]小説家。東京の生まれ。平成20年(2008)「地図男」でダ・ヴィンチ文学賞の大賞を受賞し作家デビュー。「宝島」で第160回直木賞受賞。