なかおか‐しんたろう【中岡慎太郎】
[1838〜1867]幕末の志士。土佐の人。土佐藩を脱藩して尊攘派浪士の指導者となり、薩長両藩の提携を画策。陸援隊を組織し、討幕運動に奔走したが、坂本竜馬とともに京都で幕府の刺客に暗殺された。
なかじま‐きょうこ【中島京子】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。出版社勤務、フリーライターなどを経て「FUTON」で作家デビュー。「小さいおうち」で直木賞受賞。他に「イトウの恋」「女中譚(たん)」など。
なかじま‐としこ【中島俊子】
⇒岸田俊子(きしだとしこ)
なかじま‐らも【中島らも】
[1952〜2004]小説家・劇作家。兵庫の生まれ。本名、裕之(ゆうし)。印刷会社・広告代理店勤務を経て、テレビ番組の構成やラジオのディスクジョキーなど広範囲に活躍。はじめエッセーで認められる。...
なかやま‐いちろう【中山伊知郎】
[1898〜1980]経済学者。三重の生まれ。シュンペーターについて理論経済学を学び、近代経済学の導入・普及に努めた。一橋大学学長・中央労働委員会会長などを歴任。著「純粋経済学」「発展過程の均衡...
なかやま‐ぎしゅう【中山義秀】
[1900〜1969]小説家。福島の生まれ。本名、議秀。「厚物咲(あつものざき)」で芥川賞受賞。晩年は歴史小説を多く手がけた。他に「碑(いしぶみ)」「テニヤンの末日」「咲庵(しょうあん)」など。
なかやま‐しんぺい【中山晋平】
[1887〜1952]作曲家。長野の生まれ。多数の歌謡曲・童謡などを作曲、晋平節といわれる独特の様式をつくりあげた。作品に「カチューシャの歌」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「波浮(はぶ)の港」など。
なかやま‐ただちか【中山忠親】
[1132〜1195]平安末期・鎌倉初期の廷臣。内大臣。故実典礼に通じ、日記「山槐記」など貴重な資料を残した。「今鏡」「水鏡」の著者ともいわれる。
なかやま‐ただみつ【中山忠光】
[1845〜1864]幕末の尊攘派公家。天誅組(てんちゅうぐみ)の大和五条挙兵に参加、その首領となったが、事破れて長州に逃れ、暗殺された。
なかやま‐みき【中山みき】
[1798〜1887]天理教の教祖。大和の人。41歳のとき霊感を得、世人救済のために布教を始めた。歌集「おふでさき」は託宣・予言をうたったもの。