いたくら‐しげまさ【板倉重昌】
[1588〜1638]江戸初期の武将。勝重の子。三河深溝(ふこうず)領主。大坂冬の陣の講和使者。のち、島原天草一揆の鎮定に向かったが成功せず、城を強攻して戦死。
いっさん‐いちねい【一山一寧】
[1247〜1317]中国台州(浙江省)出身の臨済宗の僧。元(げん)の使者として来日し、鎌倉幕府に疑われて幽閉されたこともあったが、のち、建長寺・円覚寺・南禅寺に歴住。五山文学隆盛の糸口を作った...
かん‐ぴ【韓非】
[?〜前233ころ]中国、戦国時代末期の思想家。韓の公子。荀子(じゅんし)に師事し、法家の思想を大成した。韓の使者として秦(しん)に赴くが、李斯(りし)の讒言(ざんげん)により投獄され、獄中死す...
きむら‐しげなり【木村重成】
[?〜1615]近世初期の武将。長門守(ながとのかみ)。豊臣秀頼に仕え、大坂冬の陣で奮戦。和議の使者として、見事な進退を見せたという。大坂夏の陣で戦死。 塚原渋柿園の歴史小説。明治40年(1...
そう‐おう【荘王】
[?〜前591]中国、春秋時代の楚(そ)の王。在位、前614〜前591。春秋五覇の一人。名は侶。前597年、晋の景公を破って覇者となった。周王の使者に鼎(かなえ)の軽重を問うた逸話は有名。→鼎の...
ぶん‐てんしょう【文天祥】
[1236〜1282]中国、南宋末の政治家。吉水(江西省)の人。字(あざな)は宋瑞・履善。号、文山。元軍侵入に際して講和の使者となるが、失敗して捕らえられ、その間に宋は滅亡。のち脱走して抗戦した...
やまおか‐てっしゅう【山岡鉄舟】
[1836〜1888]江戸末期から明治の剣術家・政治家。江戸の人。通称、鉄太郎。旧幕臣で無刀流剣術の流祖。戊辰(ぼしん)戦争の際、勝海舟の使者として西郷隆盛を説き、西郷・勝の会談を実現させて江戸...