モリエール【Molière】
[1622〜1673]フランスの劇作家・俳優。本名、ジャン=バティスト=ポクラン(Jean-Baptiste Poquelin)。フランス古典喜劇の確立者。鋭い人間観察による風俗描写と心理展開に...
もりさき‐あずま【森崎東】
[1927〜2020]映画監督。長崎の生まれ。喜劇作品を多く手がける。「ニワトリはハダシだ」で芸術選奨。代表作「喜劇・女は度胸」「時代屋の女房」「塀の中の懲りない面々」など。
モーム【William Somerset Maugham】
[1874〜1965]英国の小説家・劇作家。平明な文体と巧妙な筋運びで、懐疑的な人生観のこめられた小説を書いた。また、風俗喜劇でも知られる。小説「人間の絆」「月と六ペンス」「雨」、戯曲「ひとめぐ...
やなぎや‐きんごろう【柳家金語楼】
[1901〜1972]落語家・演芸作家・喜劇俳優。東京の生まれ。本名、山下敬太郎。筆名、有崎勉。陸軍入隊の経験から「兵隊落語」を自作して人気を獲得。多くの新作落語を書いたほか、映画・舞台の喜劇俳...
やまだ‐ようじ【山田洋次】
[1931〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ユーモアあふれる人情喜劇を描き、絶大な人気を得る。特に、主演の渥美清が亡くなるまで作り続けた「男はつらいよ」シリーズは、国民的映画として圧倒的に支持された...
よこやま‐えんたつ【横山エンタツ】
[1896〜1971]漫才師。兵庫の生まれ。本名、石田正見。花菱アチャコとコンビを組んだ漫才で人気を確立。喜劇俳優として、映画・舞台でも活躍した。
ルサージュ【Alain-René Lesage】
[1668〜1747]フランスの小説家・劇作家。スペインの悪漢小説の流れをくみ、社会風俗を写実的に描いた。小説「ジル=ブラス物語」、喜劇「チュルカレ」など。
ルビッチ【Ernst Lubitsch】
[1892〜1947]米国の映画監督。ドイツ生まれ。洗練された喜劇作品を得意とし、後進に多大な影響を与えた。作「結婚哲学」「ニノチカ」「生きるべきか死ぬべきか」など。
レッシング【Gotthold Ephraim Lessing】
[1729〜1781]ドイツの劇作家・批評家。ドイツ啓蒙思想の代表者で、ドイツ古典劇の基礎を築いた。美学論文「ラオコーン」、演劇論「ハンブルク演劇論」、喜劇「ミンナ=フォン=バルンヘルム」、悲劇...
ロイド【Harold Lloyd】
[1893〜1971]米国の喜劇映画俳優。主にサイレント映画期、丸眼鏡をトレードマークにスラップスティックコメディーで活躍。キートン・チャップリンと並ぶ三大喜劇王の一人。出演作「要心無用」「ロイ...