とねがわ‐すすむ【利根川進】
[1939〜 ]生物学者。愛知の生まれ。分子生物学・免疫遺伝学を専攻し、免疫T細胞受容体遺伝子の研究で業績をあげた。昭和59年(1984)文化勲章受章。昭和62年(1987)ノーベル生理学医学賞受賞。
とば‐てんのう【鳥羽天皇】
[1103〜1156]第74代天皇。在位1107〜1123。堀河天皇の第1皇子。名は宗仁。白河法皇の院政下に即位。法皇の死により院政を行い、崇徳・近衛・後白河天皇の3代28年に及んだ。後白河天皇...
とよとみみ‐の‐みこと【豊聡耳命】
聖徳太子の異称。
トレーズ【Maurice Thorez】
[1900〜1964]フランスの政治家。フランス共産党書記長。人民戦線の結成に尽力。第二次大戦中はソ連に亡命、帰国後、副首相兼国務相に就任。自伝「人民の子」。
ドルトン【John Dalton】
[1766〜1844]英国の化学者。混合気体の分圧の法則を発見。また原子説を化学に導入し、倍数比例の法則を発見した。色覚異常の研究でも知られる。ダルトン。
どんりゅう【呑竜】
[1556〜1623]江戸初期の浄土宗の僧。武蔵の人。上野(こうずけ)太田の大光院を始め各地に寺を開き、また、堕胎の風潮を悲しんで赤子を養育したので、子育て呑竜とよばれた。
ないとう‐めいせつ【内藤鳴雪】
[1847〜1926]俳人。江戸の生まれ。本名、素行。別号、老梅居。正岡子規の影響で俳句を始める。平明温雅な作風で、日本派の長老と仰がれた。著「鳴雪句集」「鳴雪俳話」など。
なかい‐しゅうあん【中井甃庵】
[1693〜1758]江戸中期の儒学者。播磨(はりま)の人。名は誠之。大坂に出て三宅石庵に朱子学を学び、懐徳堂を設立。著「不問語」「五孝子伝」など。
なかい‐ちくざん【中井竹山】
[1730〜1804]江戸中期の儒学者。大坂の人。名は積善。甃庵(しゅうあん)の長男。五井蘭洲に朱子学を学び、父の没後懐徳堂学主となり、その全盛時代をもたらした。著「草茅危言」「非論語徴」など。
ながい‐なおむね【永井尚志】
[1816〜1891]幕末期の幕臣、維新期の官吏。三河奥殿藩主松平乗尹(まつだいらのりただ)の子。名は「なおゆき」とも。旗本永井尚徳の養子となり、長崎海軍伝習所総督、初代外国奉行、初代軍艦奉行を...