セリエ【Hans Selye】
[1907〜1982]カナダの生理・病理学者。オーストリアの生まれ。ストレス説を提唱した。
セルシウス【Anders Celsius】
[1701〜1744]スウェーデンの物理学者・天文学者。ウプサラ天文台長。水の氷点と沸点の間を100分割する温度目盛りを提唱し、セ氏温度のもととなった。
セン【Amartya Sen】
[1933〜 ]インドの経済学者。国内外の大学教授を歴任、国連大学世界開発経済研究所の創立に関与する。1998年、所得分配の不平等と貧困・飢餓の研究が評価され、ノーベル経済学賞を受賞。アマルティ...
せんがく【仙覚】
[1203〜?]鎌倉時代の万葉学者。常陸(ひたち)の人。天台宗の僧で、鎌倉新釈迦堂の権律師(ごんのりっし)。万葉集の研究に志し、その校訂・訓点・注釈などに画期的な業績を残した。著「万葉集註釈(仙...
せん‐がくしん【銭学森】
[1911〜2009]中国の科学者。浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)の人。カリフォルニア工科大学に留学し、ロケット工学の博士号を取得。のちに同大教授となる。帰国後は中国科学院力学研究所長など...
せん‐けんえき【銭謙益】
[1582〜1664]中国、明末清初の学者・詩人。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は受之(じゅし)。号は牧斎。明・清2朝に仕えたことで批判された。明代の古文辞派などを批判し、詩のもつ気高い趣を重...
せん‐げんどう【銭玄同】
[1887〜1939]中国の言語学者。本名、銭夏。浙江省呉興の人。日本に留学し、章炳麟(しょうへいりん)に師事。帰国後は国立北京高等師範などで教える。五・四文化革命に参加し、胡適らと「新青年」を...
せん‐たいきん【銭大昕】
[1728〜1804]中国、清の考証学者。嘉定(江蘇省)の人。字(あざな)は暁徴・辛楣(しんび)。号、竹汀(ちくてい)。恵棟の影響を受け、史学の考証にすぐれた。著「十駕斎養新録」「潜研堂文集」「...
セント‐ジェルジ【Albert Szent-Györgyi】
[1893〜1986]米国の生化学者。ハンガリーの生まれ。ビタミンCを発見しアスコルビン酸と命名。フマル酸が細胞呼吸の触媒として働くことを見いだし、1937年、ノーベル生理学医学賞受賞。また、筋...
セー【Jean-Baptiste Say】
[1767〜1832]フランスの経済学者。スミスに傾倒し、その理論をフランスに導入。主観的な効用価値説に立ち、生産・分配・消費の三分法による経済学体系をつくった。著「経済学概論」「恐慌に関する書...