はなぞの‐てんのう【花園天皇】
[1297〜1348]第95代天皇。在位1308〜1318。伏見天皇の第3皇子。名は富仁。両統迭立(てつりつ)時代に持明院統にあり、大覚寺統の後醍醐天皇に譲位。和漢の学に通じ、「風雅和歌集」の撰...
ヒエロニムス【Eusebius Sophronius Hieronymus】
[340ころ〜420]キリスト教の教父。古代西方教会の聖書学者。教皇秘書などを歴任後、ベツレヘムで修道院の指導にあたるかたわら、聖書のラテン語訳「ウルガタ」や聖書注解などを著した。
ビールーニー【al-Bīrūnī】
[973〜1048ころ]中世イスラムの学者。イラン人。数学・地理学・天文学・史学などを究めた。著「インド誌」。アル=ビールーニー。
ピカール【Charles Émile Picard】
[1856〜1941]フランスの数学者。解析学に優れた研究があり、微分方程式の解法の逐次近似法、群論などでも業績をあげた。
ピグー【Arthur Cecil Pigou】
[1877〜1959]英国の経済学者。国民所得の増大と分配の平等化および安定性を基準として厚生経済学を創始。著「厚生経済学」「失業の理論」など。
フランクル【Viktor Emil Frankl】
[1905〜1997]オーストリアの精神医学者。第二次大戦中に強制収容所に収容され、そこでの生活の体験と実存主義の影響のもとに、医師と患者との人格的交わりを重視したロゴテラピー(実存分析的精神療...
プランク【Max Karl Ernst Ludwig Planck】
[1858〜1947]ドイツの理論物理学者。熱放射を理論的に研究し、プランク定数を導入、量子仮説を提唱して量子論への道を開いた。1918年ノーベル物理学賞受賞。
ほづみ‐のぶしげ【穂積陳重】
[1856〜1926]法学者。愛媛の生まれ。八束(やつか)の兄。重遠(しげとお)の父。東大教授。イギリス法を移入。法典調査会委員として民法を起草した。のち枢密院議長。著「法律進化論」など。
ほづみ‐やつか【穂積八束】
[1860〜1912]法学者。愛媛の生まれ。陳重(のぶしげ)の弟。東大教授。君権絶対主義の立場から民法の実施に反対。また、美濃部達吉の天皇機関説を攻撃。著「憲法大意」など。
ホブソン【John Atkinson Hobson】
[1858〜1940]英国の経済学者。富の分配の不平等によって過少消費・過剰貯蓄がもたらされると説き、資本主義を批判。また、帝国主義の分析や景気変動理論に貢献した。著「帝国主義論」「近代資本主義...