うんもん【雲門】
[864〜949]中国、唐・五代の禅僧。名は文偃(ぶんえん・もんえん)。雪峰義存の法を嗣(つ)ぎ、広東省の雲門山に住み、雲門宗を開いた。著「雲門広録」など。
エルゾーグ【Maurice Herzog】
[1919〜2012]フランスの登山家。1950年、ヒマラヤ遠征隊長としてアンナプルナの登頂に成功し、世界初の8000メートル峰登頂者となった。登頂記「処女峰アンナプルナ」は世界的なベストセラー...
えん‐の‐ぎょうじゃ【役の行者】
奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山(きんぶせん)・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷(きとう)・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言(ざんげん)...
シェークスピア【William Shakespeare】
[1564〜1616]英国の劇作家・詩人。俳優ののち、座付き作者として37編の戯曲、154編のソネットを書き、言葉の豊かさ、性格描写の巧みさなどで英国ルネサンス文学の最高峰と称された。四大悲劇「...
しゅうみつ【宗密】
[780〜841]中国、唐代の僧。華厳宗第五祖。果州(四川省)・四充の人。禅と華厳とを統合した教禅一致を唱えた。著「原人(げんにん)論」「禅源諸詮集都序」。圭峰大師。すみつ。
しょうくう【証空】
[1177〜1247]鎌倉前期の浄土宗の僧。西山派の祖。14歳で出家し、法然に師事、念仏や天台教義にも通じた。のち、西山の善峰寺に住み、浄土教を宣揚した。著「観門要義鈔」など。善慧坊。
ぞうが【増賀】
[917〜1003]平安中期の天台宗の僧。橘恒平の子。比叡山で良源に顕密を学んで諸国を遊行。のち多武峰(とうのみね)に入って修行。著「玄義鈔」。
だいとう‐こくし【大灯国師】
宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)の勅諡号(ちょくしごう)。
ちぎょく【智旭】
[1599〜1655]中国、明末の天台宗の僧。蘇州(江蘇省)の人。字(あざな)は藕益(ぐうやく)。号、八不道人。儒学を学び、のち仏教の天台・唯識などの諸学に精進、諸宗を体系づけようとし、またキリ...
ディアス【Bartholomeu Dias】
[1450ころ〜1500]ポルトガルの航海者。1488年、初めてアフリカ南端を通過し、嵐の岬と命名した(のちポルトガル王ジョアン2世によって喜望峰と改名)。ブラジルへの探検航海中に死亡。