ぶん‐こう【文公】
[前697〜前628]中国、春秋時代の晋の国王。在位、前636〜前628。姓は姫。名は重耳(ちょうじ)。9年間の亡命後、帰国して即位。内政を整え、軍備を増強。春秋五覇の一人に数えられる。
ヘス【Walter Rudolf Hess】
[1881〜1973]スイスの生理学者。自律神経系を研究、間脳の調節機能を発見した。1949年ノーベル生理学医学賞受賞。
ヘミングウェイ【Ernest Miller Hemingway】
[1899〜1961]米国の小説家。「ロストジェネレーション(失われた世代)」の代表作家で、死と隣り合わせの現実に敢然と立ち向かう人間の姿を描く。1954年ノーベル文学賞受賞。作「日はまた昇る」...
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。
ベル【Alexander Graham Bell】
[1847〜1922]米国の発明家。英国生まれ。父とともに聾唖(ろうあ)者の教育に従事。1876年に磁石式電話を発明し、ベル電話会社を設立した。
ペタン【Henri Philippe Pétain】
[1856〜1951]フランスの軍人・政治家。第一次大戦のベルダンの戦いで国民的英雄となる。1940年に首相となり、ドイツに降伏、ビシー政権を樹立してナチス協力政策を実行。戦後、反逆罪で終身刑。
ペラギウス【Pelagius】
[354〜420ころ]イギリスの修道士・神学者。自由意志という人間の能力を強調し、原罪を否定。アウグスティヌスらの批判を受けて、416年に異端とされた。著「パウロ書簡注解」。
ペラン【Jean-Baptiste Perrin】
[1870〜1942]フランスの物理化学者。ブラウン運動を観測し、モル分子数を測定して分子の存在を実証した。1926年ノーベル物理学賞受賞。
ペリオ【Paul Pelliot】
[1878〜1945]フランスの東洋学者。1906〜1909年、中央アジアを踏査、敦煌(とんこう)の千仏洞から多数の文書・遺物を発見。著「敦煌千仏洞」。
ペリー【Matthew Calbraith Perry】
[1794〜1858]米国の海軍軍人。東インド艦隊司令長官として、嘉永6年(1853)軍艦4隻を率いて浦賀に来航。日本に開国をせまり、翌年再び来航、日米和親条約を締結した。著「日本遠征記」。ペルリ。