しゅんけい【春慶】
室町時代の漆工。和泉(いずみ)国堺の人。春慶塗を創始。生没年未詳。
鎌倉時代の尾張国瀬戸の陶工、加藤景正の法号。
1 「春慶塗」の略。 2 「春慶焼」の略。
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在位51年という。
シュンペーター【Joseph Alois Schumpeter】
[1883〜1950]オーストリアの経済学者。1932年米国に移住。計量経済学会の創立者の一人で、その会長や米国経済学会会長を務め、企業者による新機軸(イノベーション)を中心とする独自の経済発展...
ショインカ【Wole Soyinka】
[1934〜 ]ナイジェリアの劇作家・詩人・小説家。西欧演劇の枠組みにアフリカの伝統を融合させた、実験的な演劇を生み出した。軍事政権を批判して英国に亡命したが、のちに帰国。1986年、ノーベル文...
しょうおう【松翁】
室町時代の隠士。説話集「吉野拾遺」の編者といわれる。生没年未詳。
しょうかどう【松花堂】
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)のこと。
松花堂昭乗が晩年に京都に営んだ草庵。
しょうかどう‐しょうじょう【松花堂昭乗】
[1584〜1639]江戸初期の僧・書画家。和泉国堺の人。号、惺々翁・空識。松花堂は晩年の号。男山石清水八幡宮滝本坊の住職。真言密教を修め、阿闍梨(あじゃり)法印となる。書は寛永の三筆の一人で、...
しょう‐ぐん【蕭軍】
[1907〜1988]中国の小説家。遼寧省義県の人。本名は劉鴻霖(りゅうこうりん)。蕭軍は筆名。満州事変後、ハルビンで文学活動に入り、魯迅(ろじん)に認められて「八月の村」を出版。日中戦争中は延...
しょうけい【祥啓】
室町中期の画僧。字(あざな)は賢江。号、貧楽斎。祥啓は諱(いみな)。建長寺の書記を務めたことから啓書記ともよばれる。芸阿弥に水墨画を学び、山水画にすぐれた。生没年未詳。
じょうしゅん【成俊】
南北朝時代の学僧。万葉集を研究して、定家仮名遣いの誤りを指摘、歴史的仮名遣いの基礎をつくった。生没年未詳。