じうん【慈雲】
[1718〜1805]江戸中期の真言宗の僧。大坂の人。諱(いみな)は飲光(おんこう)。顕・密・禅の各教を学修し、特に梵学にすぐれた。また、神道を研究し、雲伝神道を創唱。著「十善法語」「梵学津梁」...
じえん【慈円】
[1155〜1225]鎌倉初期の天台宗の僧。関白藤原忠通の子。九条兼実の弟。諡号(しごう)は慈鎮。天台座主(ざす)。「愚管抄」の著者。家集「拾玉集」がある。吉水の僧正。
じえん【慈延】
[1748〜1805]江戸中期の僧・歌人。信濃の人。比叡山で修学。和歌を冷泉為村に学び、和歌四天王とよばれた。
じおん‐だいし【慈恩大師】
基(窺基(きき))の諡号(しごう)。
じかく‐だいし【慈覚大師】
円仁(えんにん)の諡号(しごう)。
じげん‐だいし【慈眼大師】
天海(てんかい)の勅諡号(ちょくしごう)。
じちん【慈鎮】
慈円(じえん)の諡号(しごう)。