ハンニバル【Hannibal】
[前247〜前183]カルタゴの将軍。第二次ポエニ戦争でローマ軍に大勝したが、のちにローマの武将スキピオに敗れた。内政改革も反対にあって成功せず、小アジアに亡命して自殺。
ひがしくに‐なるひこ【東久邇稔彦】
[1887〜1990]軍人。旧皇族。京都の生まれ。第二次大戦終結直後、首相として皇族内閣を組織し終戦処理にあたった。→幣原喜重郎
ひじかた‐としぞう【土方歳三】
[1835〜1869]幕末の新撰組の副長。武蔵の人。隊長近藤勇を助けて活躍。鳥羽伏見の戦いに敗れたのちも東下して官軍に抵抗し、箱館五稜郭(ごりょうかく)で戦死。
ヒトラー【Adolf Hitler】
[1889〜1945]ドイツの政治家。オーストリア生まれ。第一次大戦後、ドイツ労働者党に入党、党名を国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)と改称して1921年に党首となった。1923年、ミュンヘン...
ひの‐あしへい【火野葦平】
[1907〜1960]小説家。福岡の生まれ。本名、玉井勝則。日中戦争に兵士として従軍中に、「糞尿譚(ふんにょうたん)」で芥川賞受賞。他に「麦と兵隊」「花と竜」など。
ひらて‐まさひで【平手政秀】
[1492〜1553]戦国時代の武将。織田信秀の家老で、信秀の子信長の補佐役を命じられた。信秀没後、信長の振る舞いをいさめるために自刃、信長は政秀寺を建立して冥福を祈った。
ひらの‐けん【平野謙】
[1907〜1978]評論家。京都の生まれ。本名、朗(あきら)。政治と文学、私小説などをテーマに鋭い評論を発表。戦後文学の代表的評論家として活躍。著「島崎藤村」「芸術と実生活」「昭和文学史」など。
ビスマルク【Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck】
[1815〜1898]ドイツの政治家。プロイセン首相として軍備増強を強行、普墺(ふおう)・普仏(ふふつ)両戦争を勝利に導き、1871年、ドイツ統一を達成、帝国初代宰相となる。保護関税政策をとって...
ピウスーツキ【Józef Piłsudski】
[1867〜1935]ポーランドの軍人・政治家。独立運動を指導し、ロシアと戦った。1918年、独立を宣言して国家主席となり、対ソ戦争を指導。一時引退したが、1926年のクーデターで政権を握り、独...
ピブン【Luang Pibul Songgram】
[1897〜1964]タイの軍人・政治家。1938年に首相となり、国名をシャムからタイに改めた。第二次大戦中、日本に協力して、戦後失脚。1948年再び首相となるが、1957年のクーデターで日本に...