チャップマン【George Chapman】
[1559ころ〜1634]英国の詩人・劇作家。ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」を翻訳。その華麗で力強い文体は、キーツをはじめとする後世の詩人に大きな影響を与えた。詩集「夜の影」、戯曲「ビ...
チャペック【Karel Čapek】
[1890〜1938]チェコの劇作家・小説家。科学技術と人間のエゴイズムとの結び付きによって生まれる人類の危機を風刺した作品で知られる。「ロボット」の語を初めて用いた戯曲「R・U・R」のほか、小...
つか‐こうへい
[1948〜2010]劇作家・小説家・演出家。福岡の生まれ。本名、金峰雄。在日韓国人二世。大学在学中から戯曲を執筆してブームを巻き起こす。昭和49年(1974)つかこうへい劇団を創立。「蒲田行進...
つぼうち‐しょうよう【坪内逍遥】
[1859〜1935]評論家・小説家・劇作家。美濃の生まれ。本名、雄蔵。別号、春廼舎朧(はるのやおぼろ)など。文学論「小説神髄」、小説「当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)」を発表、写実主義を...
てらやま‐しゅうじ【寺山修司】
[1935〜1983]劇作家・歌人。青森の生まれ。早熟の歌人として才能を示したが、のち劇団「天井桟敷」を主宰して前衛演劇活動を展開。歌集「空には本」、戯曲集「血は立ったまま眠っている」など。
てんいちぼう【天一坊】
[?〜1729]江戸中期の僧。通称、改行。源氏坊天一と名のり、徳川家の一族と称して世間を騒がせて処刑された。大岡政談と結びつき戯曲・講談などに脚色された。
ディドロ【Denis Diderot】
[1713〜1784]フランスの啓蒙思想家・作家。ダランベールとともに「百科全書」を編集・刊行。機械論的唯物論の立場に立ち、広い分野にわたって著作を行った。哲学的著作「自然解釈断想」、小説「ラモ...
デュマ【Alexandre Dumas】
[1802〜1870]フランスの小説家・劇作家。波瀾万丈(はらんばんじょう)のストーリー性に富んだ作風で、大衆の人気を博した。小説「三銃士」「モンテクリスト伯」など。大デュマ。
[1824〜...
でん‐かん【田漢】
[1898〜1968]中国の劇作家・詩人。長沙(湖南省)の人。字(あざな)は寿昌(じゅしょう)。東京高師に学び、帰国後「南国月刊」を編集。のち、中国共産党に入党し、抗日民族統一戦線に協力。解放後...
とう‐けんそ【湯顕祖】
[1550〜1616]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじょう)。号、若士・清遠道人。詩文では、古文辞派の主張に反対した。代表作は戯曲「還魂記」「南柯記(なん...