いたくら‐しげまさ【板倉重昌】
[1588〜1638]江戸初期の武将。勝重の子。三河深溝(ふこうず)領主。大坂冬の陣の講和使者。のち、島原天草一揆の鎮定に向かったが成功せず、城を強攻して戦死。
おおさわ‐ありまさ【大沢在昌】
[1956〜 ]小説家。愛知の生まれ。日本の正統派ハードボイルド作家の第一人者と評されるが、多彩なスタイルの作品でも人気を集める。「新宿鮫無間(しんじゅくざめむげん)人形」で直木賞受賞。他に「感...
じょ‐せいしょう【徐世昌】
[1855〜1939]中国、清末・民国初期の政治家。天津(てんしん)(河北省)の人。字(あざな)は菊人(きくじん)。1918年、安徽(あんき)派と奉天派に推されて大総統に就任、革命派との和議を策...
たなか‐こみまさ【田中小実昌】
[1925〜2000]小説家。東京の生まれ。戦後の混乱期に風俗の世界に身を投じ、さまざまな職業を体験する。飄々(ひょうひょう)としたユーモラスなタッチの中に人間の悲しさを描き出した。「浪曲師朝日...
てい‐じょしょう【丁汝昌】
[?〜1895]中国、清末の軍人。安徽(あんき)省の人。字(あざな)は禹廷(うてい)。北洋艦隊の提督となったが、日清戦争に黄海の海戦で大敗。威海衛に封鎖されて降伏、自決した。
とう‐きしょう【董其昌】
[1555〜1636]中国、明代の文人・画家・書家。華亭(江蘇省)の人。字(あざな)は玄宰。号、思白など。中国画を南宗(なんしゅう)画と北宗画の系統に分ける南北二宗論を説き、南宗画の優位性を主張...