ポンペイウス【Gnaeus Pompeius Magnus】
[前106〜前48]古代ローマの軍人・政治家。前60年にカエサル・クラッススとともに三頭政治を始めたが、クラッススの死後カエサルと対立。敗れて暗殺された。
マッキンリー【William McKinley】
[1843〜1901]米国の政治家。第25代大統領。在任1897〜1901。共和党。アメリカ‐スペイン戦争、ハワイ併合、中国の門戸開放政策などを進めたが、在任中に無政府主義者に暗殺された。→ルー...
まつだいら‐よしなが【松平慶永】
[1828〜1890]幕末の大名。越前福井藩主。号、春岳。日米修好通商条約の締結では勅許を得ることを主張、将軍継嗣問題では一橋慶喜を推したため大老井伊直弼と対立、隠居・謹慎を命ぜられた。井伊暗殺...
マデロ【Francisco Indalecio Madero】
[1873〜1913]メキシコの政治家。1910年、国民の武装蜂起を呼びかけてメキシコ革命を開始させ、翌年大統領に就任したが、右派のクーデターで暗殺された。
マルコム‐エックス【Malcolm X】
[1925〜1965]米国の黒人解放運動指導者。強盗罪で服役し、獄中でブラックムスリムに入信、旧姓のリトル(Little)からエックス(X)へと改名した。釈放後は急進的な黒人分離主義を主張、「ア...
ムアーウィヤ【Mu‘āwiya】
[?〜680]ウマイヤ朝の初代カリフ。在位661〜680。シリア総督。海軍を創設し地中海に進出。第4代カリフのアリーと対決。アリー暗殺後カリフの位につき、ウマイヤ朝を創始。カリフの世襲制を確立した。
むとう‐さんじ【武藤山治】
[1867〜1934]実業家・政治家。愛知の生まれ。鐘淵(かねがふち)紡績社長。のち、政界浄化を志して実業同志会を組織し、衆議院議員となる。「時事新報」社長。政界革新を主張し、暗殺された。
もうしょう‐くん【孟嘗君】
[?〜前279]中国、戦国時代の斉の公族。姓は田、名は文。一芸に秀でた客士数千人をかかえたことで知られ、戦国末の四君の一人に数えられた。秦の昭王に暗殺されかけたとき、狗盗と鶏鳴を得意とする食客に...
やまもと‐せんじ【山本宣治】
[1889〜1929]生物学者・政治家。京都の生まれ。東大卒。サンガー夫人来日を機に産児制限運動に従事、以後、社会主義運動に近づき、第1回普通選挙で労働農民党から出馬し、当選。治安維持法の改悪に...
よこい‐しょうなん【横井小楠】
[1809〜1869]江戸末期の思想家・政治家。熊本藩士。通称、平四郎。藩政改革に努めたが失敗し、松平慶永に招かれて福井藩の藩政を指導。富国強兵を説き、また、幕府の公武合体運動に活躍。明治維新後...