からい‐せんりゅう【柄井川柳】
[1718〜1790]江戸中期の前句付け点者。江戸の人。名は正通。通称、八右衛門。別号、無名庵。その選句を川柳点とよび、付句が独立して川柳とよばれるに至った。宝暦7年(1757)、「万句合(まん...
こう‐こくりゅう【黄谷柳】
[1908〜1977]中国の作家。広東省恵陽県の人。日本の香港占領に対し、抗日宣伝活動に参加、のち新聞記者となり、朝鮮戦争に従軍して「戦友の愛」を著す。1947年から「華商報」に連載した「蝦球(...
ごせだ‐ほうりゅう【五姓田芳柳】
[1827〜1892]画家。江戸の人。本姓、浅田。浮世絵や狩野派を学ぶ一方、長崎で洋画に出会い、独学でそれらを折衷した画風を創出。横浜で肖像画・風俗画を多く描き、横浜画とよばれた。
せんりゅう【川柳】
⇒柄井川柳(からいせんりゅう) 江戸中期に発生した雑俳の一。前句付けの付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点者であった初世柄井川柳の名による。季語や切れ字などの制約はなく、口語を用い、...
たいや‐ていりゅう【鯛屋貞柳】
[1654〜1734]江戸中期の狂歌師。大坂の人。鯛屋という屋号の菓子商の出身。本名、永田良因、のち言因。通称、善八。別号、油煙斎など。紀海音の兄。上方狂歌壇の第一人者。著「置みやげ」など。
ホワン‐クーリウ【黄谷柳】
⇒こうこくりゅう(黄谷柳)
ゆえんさい‐ていりゅう【油煙斎貞柳】
⇒鯛屋貞柳(たいやていりゅう)