ひだか‐ろくろう【日高六郎】
[1917〜2018]社会学者。中国の生まれ。水俣病などの公害問題や安保闘争、ベトナム反戦運動などに積極的に関わり、日本の市民運動を牽引した。フロムの著作「自由からの逃走」の翻訳を手がけたことで...
フラハティ【Robert Joseph Flaherty】
[1884〜1951]米国の記録映画監督。イヌイットの生活をカメラに収めた「極北の怪異(ナヌーク)」で国際的な評価を得た。ほかにサモアの先住民の生活と風習を記録した「モアナ」などがあり、ドキュメ...
フレミング【John Ambrose Fleming】
[1849〜1945]英国の電気工学者。フレミングの法則を発見し、二極真空管を発明するなど、電磁気学・電子工学に貢献。
ホンタイジ【Hontaiji】
[1592〜1643]中国、清の第2代皇帝。在位1626〜1643。廟号は太宗。太祖ヌルハチの第8子。1636年、国号を後金から大清と改め、明の諸制度を採用するとともに八旗制を立てて国政を整備。...
よししげ‐の‐やすたね【慶滋保胤】
[?〜1002]平安中期の文人。本姓、賀茂。字(あざな)は茂能。法名、寂心。菅原文時に師事、漢詩文にすぐれ、源順(みなもとのしたごう)と親交があった。著「池亭記」「日本往生極楽記」など。
よしの‐あきら【吉野彰】
[1948〜 ]化学者。大阪の生まれ。負極に炭素材を採用するなど、リチウムイオン電池の開発に主導的な役割を果たした。令和元年(2019)、ノーベル化学賞を受賞。
ラスムッセン【Knud Johan Victor Rasmussen】
[1879〜1933]グリーンランドの北極探検家・民俗学者。犬ぞりでグリーンランドからベーリング海峡まで横断。またエスキモーの起源についても研究し、エスキモー学の父と称された。
り‐りっさん【李立三】
[1899〜1967]中国の政治家。湖南省醴陵(れいりょう)県の人。五・三十事件のとき、上海総工会委員長。1928〜1930年、中国共産党の指導者として極左路線を実行。批判を受けて失脚しモスクワ...
リルケ【Rainer Maria Rilke】
[1875〜1926]ドイツの詩人。プラハ生まれ。欧州諸国を遍歴し、生の本質、人間実存の究極を追求し続けた。詩集「時祷(じとう)詩集」「ドゥイノの悲歌」「オルフォイスに捧げるソネット」、小説「マ...
ロー【John Law】
[1671〜1729]英国出身の財政家。フランスへ渡り銀行を設立。同行がフランス王立銀行に改組されると、総裁として銀行券を積極的に発行し経済の活性化に成功したが、後にインフレーションを招き失脚。