かきね‐りょうすけ【垣根涼介】
[1966〜 ]小説家。長崎の生まれ。平成12年(2000)「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞を受賞し小説家デビュー。ミステリー小説を中心に活躍し、「ワイルド・ソウル」で日本推理...
かながき‐ろぶん【仮名垣魯文】
[1829〜1894]幕末から明治にかけての戯作者・新聞記者。江戸の人。本名、野崎文蔵。別号、鈍亭など。著に、開化の風俗を描いた「西洋道中膝栗毛」「安愚楽鍋(あぐらなべ)」など。
かのう‐えいとく【狩野永徳】
[1543〜1590]安土桃山時代の画家。名は州信(くにのぶ)。松栄(直信)の子。祖父元信の期待を一身に受け、早くから画才を発揮。織田・豊臣氏に仕え、安土城・大坂城・聚楽第(じゅらくだい)などの...
かのう‐さんせつ【狩野山雪】
[1590〜1651]江戸前期の画家。肥前の人。名は光家。通称、平四郎。狩野山楽の門弟で、のち養子となる。理知的な構成の装飾画に独自の造形性を示した。
からごろも‐きっしゅう【唐衣橘洲】
[1744〜1802]江戸中期の狂歌師。江戸の人。本名、小島源之助。号、酔竹庵。田安家の臣。四方赤良(よものあから)(大田南畝(おおたなんぽ))・朱楽菅江(あけらかんこう)と並んで、天明狂歌壇の...
カラヤン【Herbert von Karajan】
[1908〜1989]オーストリアの指揮者。ベルリン‐フィルハーモニーなどヨーロッパ各国の主要管弦楽団を指揮し、レパートリーの広さと現代的な解釈で世界的な名声を得た。
かわかみ‐てつたろう【河上徹太郎】
[1902〜1980]評論家。山口の生まれ。小林秀雄・中原中也らと交友、初め音楽論を発表したが、やがて文芸評論に転じ、日本における近代文芸批評開拓の一翼を担った。著「自然と純粋」「日本のアウトサ...
がっ‐き【楽毅】
⇒がくき(楽毅)
つたや‐じゅうざぶろう【蔦屋重三郎】
[1750〜1797]江戸後期の出版業者。江戸の人。本名、喜多川柯理(からまる)。号、耕書堂。通称、蔦重(つたじゅう)。狂名、蔦唐丸(つたのからまる)。大田南畝・山東京伝らと親交があり、多くの洒...
てい‐わ【鄭和】
[1371〜1434ころ]中国、明の武将。昆陽(雲南省)の人。本姓は馬。イスラム教徒。明初、宦官として燕王(永楽帝)に仕え、鄭姓を賜った。1405年以降、7回にわたり大船団を率いて西方に遠征し...