よしい‐いさむ【吉井勇】
[1886〜1960]歌人・劇作家。東京の生まれ。「明星」「スバル」によって相聞歌などを発表、また、芸人の世界を描いた独自の市井(しせい)劇で知られる。歌集「酒ほがひ」「祇園歌集」「人間経」、戯...
よししげ‐の‐やすたね【慶滋保胤】
[?〜1002]平安中期の文人。本姓、賀茂。字(あざな)は茂能。法名、寂心。菅原文時に師事、漢詩文にすぐれ、源順(みなもとのしたごう)と親交があった。著「池亭記」「日本往生極楽記」など。
リムスキー‐コルサコフ【Nikolay Andreevich Rimskiy-Korsakov】
[1844〜1908]ロシアの作曲家。ロシア国民楽派五人組の一人。色彩豊かな管弦楽法で知られる。作品にオペラ「サドコ」、交響組曲「シェエラザード」など。
りゅうかん【隆寛】
[1148〜1228]平安末期・鎌倉前期の浄土宗の僧。京都の人。法然に師事。東山の長楽寺に住み、多念義を主張。著「一念多念分別事」など。
りん‐ごどう【林語堂】
[1895〜1976]中国の作家・言語学者。福建省竜渓の人。本名は和楽、のち玉堂(ぎょくどう)さらに語堂と改名。欧米に留学後、北京大学などの教授。雑誌「人間世」「論語」などを主宰。ユーモア小品文...
ルビンシュタイン【Anton Grigor'evich Rubinshteyn】
[1829〜1894]ロシアのピアノ奏者・作曲家。ペテルブルグ音楽院を創設し、ロシア音楽の水準を高めるのに尽力。作品に、ピアノ曲「ヘ調のメロディ」など。ルビンシュテイン。
れいくう【霊空】
[1652〜1739]江戸中期の天台宗の僧。筑前の人。比叡山で妙立(みょうりゅう)に律を学び、のち横川(よかわ)の安楽律院に住した。天台教観を中興し、律を唱道。
レスピーギ【Ottorino Respighi】
[1879〜1936]イタリアの作曲家。華麗な管弦楽法により、近代イタリア音楽の方向づけに寄与した。代表作は交響詩三部作「ローマの泉」「ローマの松」「ローマの祭」など。
レハール【Franz Lehár】
[1870〜1948]オーストリアの作曲家。各地で軍楽隊の指揮者をつとめ、のち、ウィーンオペレッタの作曲家として名声を得た。作品に「メリーウィドー」「金と銀」など。
ロートレック【Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec】
[1864〜1901]フランスの画家。貴族出身で、のちモンマルトルに住む。ドガや浮世絵の影響を受けつつ、卓抜した観察眼とデッサン力で娼婦や歓楽街などのパリ風俗を描いた。石版画でも活躍。