いふくべ‐あきら【伊福部昭】
[1914〜2006]作曲家。北海道の生まれ。独学で作曲を始め、道庁勤務のかたわら制作したオーケストラ「日本狂詩曲」で注目される。以降、アイヌなどの民族音楽を取り入れた独自の作風を展開。昭和21...
デュファイ【Guillaume Dufay】
[1400ころ〜1474]フランドルの作曲家。ルネサンス音楽の形式確立に貢献し、ミサ曲・モテット・シャンソンなどを多数作曲。
はっとり‐りょういち【服部良一】
[1907〜1993]作曲家。大阪の生まれ。アメリカ音楽の要素を取り入れた独自のスタイルにより、ブルース・青春歌謡など、生涯に3000曲以上を作曲。没後、国民栄誉賞受賞。代表作「別れのブルース」...
はやかわ‐こうたろう【早川孝太郎】
[1889〜1956]民俗学者。愛知の生まれ。郷里奥三河の神楽「花祭」のほか、全国各地の山村の民俗調査を行った。著作に「花祭」など。
はやし‐ひかる【林光】
[1931〜2012]作曲家。東京の生まれ。尾高尚忠に師事。「オペラシアターこんにゃく座」の芸術監督をつとめ、日本語オペラの発展に寄与した。新藤兼人監督の作品を中心に、映画音楽の世界でも活躍。代...
フィッシャー‐ディースカウ【Dietrich Fischer-Dieskau】
[1925〜2012]ドイツのバリトン歌手。20世紀を代表する声楽家として国際的に活躍。ドイツ歌曲を中心に数多くの録音を残した。中でもシューベルトの「冬の旅」は名唱とされる。
まつもと‐ながし【松本長】
[1877〜1935]能楽師。シテ方宝生流。静岡の生まれ。16世宝生九郎に師事、野口兼資(のぐちかねすけ)とともに宝生流の双璧(そうへき)とうたわれた。
みしま‐ゆきお【三島由紀夫】
[1925〜1970]小説家・劇作家。東京の生まれ。本名、平岡公威(ひらおかきみたけ)。小説「仮面の告白」で作家としての地位を確立、以後、唯美的傾向と鋭い批評精神を特質とする作品を発表。割腹自殺...
リュリ【Jean-Baptiste Lully】
[1632〜1687]フランスの作曲家。イタリア生まれ。ルイ14世の宮廷楽団総監督。台本作家キノーとともにバレエやオペラを多数上演し、フランスバロック歌劇を確立した。作「町人貴族」「テセウス」など。
レオンハルト【Gustav Leonhardt】
[1928〜2012]オランダのチェンバロ奏者・指揮者。1950年に、チェンバロでバッハの「フーガの技法」を演奏してデビュー。パイプオルガンなどの演奏でも知られ、古楽演奏の第一人者として活躍した...