おざわ‐せいじ【小沢征爾】
[1935〜2024]指揮者。満州の生まれ。斎藤秀雄から指揮を学ぶ。短大卒業後に単身渡仏し、昭和34年(1959)のブザンソン国際青年指揮者コンクールで優勝。その後、ミュンシュやカラヤンに師事し...
じえん【慈延】
[1748〜1805]江戸中期の僧・歌人。信濃の人。比叡山で修学。和歌を冷泉為村に学び、和歌四天王とよばれた。
なかむら‐じゃくえもん【中村雀右衛門】
[1920〜2012]歌舞伎俳優。4世。屋号、京屋。東京の生まれ。本名、青木清治(きよはる)。女形として活躍し、古典の復活にも尽力した。平成16年(2004)文化勲章受章。人間国宝。
はまぐち‐ようぞう【浜口陽三】
[1909〜2000]版画家。和歌山の生まれ。昭和5年(1930)東京美術学校塑造(そぞう)科を中退して渡仏、水彩・油彩・銅版画などを制作。昭和14年(1939)帰国。第二次大戦後は銅版画に専念...
ふじわらのみちつな‐の‐はは【藤原道綱母】
[?〜995]平安中期の歌人。倫寧(ともやす)の娘。藤原兼家の妻となり、右大将道綱を生んだ。「蜻蛉日記」の作者。家集に「道綱母集」がある。
へんみ‐じゅん【辺見じゅん】
[1939〜2011]ノンフィクション作家・歌人。富山の生まれ。本名、清水真弓。父は角川源義(げんよし)。戦艦大和(やまと)の乗組員を描いたノンフィクション「男たちの大和」で新田次郎文学賞を受賞...
ほりぐち‐だいがく【堀口大学】
[1892〜1981]詩人・フランス文学者。東京の生まれ。大正期の象徴詩に知性と官能美を加え、フランス近代詩の翻訳も多い。文化勲章受章。詩集「月光とピエロ」「砂の枕」「人間の歌」、訳詩集「月下の...
ぼたんか‐しょうはく【牡丹花肖柏】
[1443〜1527]室町中期の連歌師・歌人。公家の中院通淳(なかのいんみちあつ)の子。別号、夢庵・弄花軒。和歌を飛鳥井雅親(あすかいまさちか)に学び、連歌を宗祇(そうぎ)に師事して古今伝授を受...
もとおり‐はるにわ【本居春庭】
[1763〜1828]江戸後期の国学者。伊勢の人。号、後鈴屋(のちのすずのや)。宣長の長男。眼病を患って失明したため、父の養子大平に家督を譲り、自らは鍼医(はりい)を業としながら歌道・国学を教授...
モンタン【Yves Montand】
[1921〜1991]フランスの歌手・映画俳優。イタリア生まれ。シャンソン「枯葉」「モンパリ」などで名声を博す一方、演技派俳優として活躍。出演作「恐怖の報酬」「Z」など。