しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマに多くの著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。
ジェファーソン【Thomas Jefferson】
[1743〜1826]米国の政治家。第3代大統領。在任1801〜1809。独立運動に参加して、「独立宣言」を起草。国務長官・副大統領を経て、大統領となった。貿易の改善、ルイジアナ州の購入などの功...
ジャーミー【Jāmī】
[1414〜1492]イランの神秘主義的詩人・学者。ペルシア文学古典時代の最後の大詩人といわれる。長編叙事詩「七つの王座」のほか、コーランの注釈や神秘主義者・詩人の伝記を残す。
ツィン【Johann Gottfried Zinn】
[1727〜1759]ドイツの植物学者・解剖学者。バイエルン州アンスバッハの生まれ。ゲッティンゲン大学でハラーに師事。同大学植物園長、および解剖学教授に就任。1755年、眼に関する最初の解剖学書...
ディキンソン【Emily Dickinson】
[1830〜1886]米国の女流詩人。自然・愛・死・神などを主題にした作品を多数残す。20世紀になって高い評価を得た。
デュエム【Pierre Maurice Marie Duhem】
[1861〜1916]フランスの物理学者・科学史家。パリの生まれ。ボルドー大学教授。決定実験の不可能性を唱えるなど、熱力学や熱化学に業績を残す。また、中世科学史を研究、「暗黒の中世」観をただす端...
とがえり‐はじめ【十返肇】
[1914〜1963]小説家・文芸評論家。香川の生まれ。本名、一(はじめ)。昭和16年(1941)、評論集「時代の作家」を出版し文芸評論家として注目される。戦後は文壇通として軽妙な文芸評論を残す...
ド‐モルガン【Augustus de Morgan】
[1806〜1871]英国の数学者。インド生まれ。ロンドン大学教授。記号論理学・確率論などに業績を残す。集合についてのド=モルガンの法則があり、また、数学教育の改革に努めたことでも知られる。
なが‐の‐おきまろ【長奥麻呂】
7世紀ころの万葉歌人。名は意吉麻呂・興麻呂とも書く。万葉集に短歌14首を残す。生没年未詳。
パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】
[1493〜1541]スイスの医学者・化学者。錬金術・医学を学び、欧州各国を遍歴。ラテン語に代えてドイツ語で講義するなど、古典医学を批判して追放された。また医薬に水銀などの金属化合物を用い、医化...