あしかが‐ただよし【足利直義】
[1306〜1352]南北朝時代の武将。尊氏の弟。尊氏とともに建武の中興に参加したが、のちに不和となり、毒殺された。錦小路殿。
い‐こう【韋后】
[?〜710]唐の第4代皇帝中宗の皇后。中宗復位後権勢を振るう。710年政権をねらって中宗を毒殺したが、李隆基(のちの玄宗)らの反乱で殺された。→武韋(ぶい)の禍(か)
おう‐もう【王莽】
[前45〜後23]中国、前漢末の政治家。新朝の創建者。在位9〜23。字(あざな)は巨君。成帝の母王太后の甥。平帝を立てて政権を握り、のち平帝を毒殺して帝位に就き、国号を新とした。在位15年。儒教...
サリエリ【Antonio Salieri】
[1750〜1825]イタリアの作曲家。ウィーンで宮廷楽長を務め、多数のオペラを作曲。モーツァルト毒殺の風説が立ったが、今日では否定されている。
つねなが‐しんのう【恒良親王】
[1324〜1338]後醍醐天皇の第6皇子。名は「つねよし」とも。建武元年(1334)皇太子となり、建武政府が崩壊して同3年新田義貞らとともに越前金ヶ崎城に拠ったが斯波(しば)氏らとの戦いに敗れ...
やまだ‐ながまさ【山田長政】
[?〜1630]江戸初期、シャムの日本人町で活躍した人物。駿河の人。通称、仁左衛門。慶長16年(1611)ごろシャムに渡り、首都アユタヤの日本人町の長となって外交・貿易に従事。また、内戦を治めて...
り‐いく【李煜】
[937〜978]中国、五代の南唐の最後の王。後主と称される。在位961〜975。字(あざな)は重光。号、鍾隠(しょういん)。宋に下って幽閉され、毒殺された。五代の代表的詞人で、初めの作品は艶麗...
り‐たいおう【李太王】
[1852〜1919]李氏朝鮮の第26代の王。在位1863〜1907。廟号(びょうごう)は高宗。大院君の第2子。12歳で即位。国内の権力抗争、日清の対立、日本の侵略に苦しんだ。ハーグ密使事件で日...