ナイポール【Vidiadhar Surajprasad Naipaul】
[1932〜2018]英国の小説家。トリニダード‐トバゴ出身、インド系移民の子。西インド諸島のインド系社会の貧困と混迷を描いた「ビスワス氏の家」は代表作。現代社会の精神的荒廃と複雑な政治的現実を...
バリェ‐インクラン【Ramón María del Valle-Inclán】
[1866〜1936]スペインの小説家・詩人・劇作家。九八年代作家の一人。モデルニスモの詩人として出発し、のちに民衆的・叙事詩的文学を目指した。戯曲「野蛮喜劇」、四部作の長編散文詩「ソナタ」など。
メイ【Theresa May】
[1956〜 ]英国の政治家。保守党。オックスフォード大学卒業後、イングランド銀行に勤務。1997年に下院議員に当選。2010年、キャメロン内閣の内相となる。2016年、ブレグジットを問う国民投...
ルーズベルト【Roosevelt】
(Theodore 〜)[1858〜1919]米国の政治家。第26代大統領。在任1901〜1909。共和党。トラストの摘発、自然保護などの革新政策を行い、外交では、パナマ運河建設、ラテンアメリ...
レオポルド‐にせい【レオポルド二世】
《Leopold Ⅱ》[1835〜1909]ベルギー王。アフリカ進出を企て、スタンリーの探検を援助し、コンゴ自由国を建国。のち、ベルギー植民地とした。
レザノフ【Nikolay Petrovich Rezanov】
[1764〜1807]ロシアの実業家。1804年、遣日使節として漂流民津太夫らを伴って長崎に来航。貿易要求を拒否されたため、報復として、1806年および1807年に樺太(からふと)・択捉(えとろ...
レスコフ【Nikolay Semyonovich Leskov】
[1831〜1895]ロシアの小説家。国内各地を遍歴し、民衆のことばを生かした独特の説話体を確立した。作「僧院の人々」「魅せられた旅人」など。
レビ‐ブリュール【Lucien Lévy-Bruhl】
[1857〜1939]フランスの哲学者・社会学者。デュルケームの影響を受け、道徳の実証的研究を提唱。のち、未開民族の心性や思考を研究した。著「道徳と習俗学」「未開社会の思惟」など。
レーニン【Vladimir Il'ich Lenin】
[1870〜1924]ロシアの革命家・政治家。学生時代から革命運動に参加、流刑・亡命生活を経て、1917年、二月革命後帰国。ボリシェビキを率いて十月革命を成功させ、史上初の社会主義政権を樹立。人...
ロエスレル【Karl Friedrich Hermann Rösler】
[1834〜1894]ドイツの法学者・経済学者。1878年(明治11)外務省に招かれて来日、のち内閣顧問。明治憲法の制定のほか民法・商法の制定にも貢献。1893年帰国。レースラー。