あねざき‐まさはる【姉崎正治】
[1873〜1949]宗教学者・評論家。東大教授。京都の生まれ。号は嘲風(ちょうふう)。著「宗教学概論」「切支丹伝道の興廃」など。
うえだ‐しょうじ【植田正治】
[1913〜2000]写真家。鳥取の生まれ。郷里である山陰地方の風物を多く撮影。代表作に、被写体をオブジェのように配置し撮影した「砂丘シリーズ」など。演出技法は植田調とよばれ、海外でも高い評価を得た。
おがわ‐たくじ【小川琢治】
[1870〜1941]地質学者・地理学者。和歌山の生まれ。日本列島の構造に関する研究に寄与。京大教授。小川芳樹・貝塚茂樹・湯川秀樹・小川環樹の父。著「地質現象の新解釈」「人文地理学研究」など。
たかはし‐おさむ【高橋治】
[1929〜2015]小説家。千葉の生まれ。映画監督を経て執筆活動に入り、戯曲・小説を手がける。伝記物の他、叙情的な恋愛小説でも広い読者層を得る。「秘伝」で直木賞受賞。他に「絢爛(けんらん)たる...
のま‐せいじ【野間清治】
[1878〜1938]出版人。群馬の生まれ。教員を経て、明治42年(1909)大日本雄弁会を設立し、次いで講談社を設立。「キング」「講談倶楽部」「少年倶楽部」「婦人倶楽部」などの大衆雑誌や書籍を...
はしもと‐おさむ【橋本治】
[1948〜2019]小説家・イラストレーター。東京の生まれ。学園闘争中の東大の駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん…」で話題を呼び、イラストレーターとしての活動を始める。のち小説・随筆・評...
はしもと‐めいじ【橋本明治】
[1904〜1991]日本画家。島根の生まれ。美人画で活躍。また、法隆寺金堂壁画の模写主任となり、金堂焼失後にも再現模写に参加。文化勲章受章。
はらだ‐たいじ【原田泰治】
[1940〜2022]画家。長野の生まれ。日本各地の山村や水田・伝統的な祭りなどを、穏やかなタッチで描いた。作品集「ふるさとの詩」など。
ひめおか‐れいじ【姫岡玲治】
⇒青木昌彦(あおきまさひこ)
ふじしろ‐せいじ【藤城清治】
[1924〜 ]影絵作家。東京の生まれ。昭和22年(1947)、人形と影絵の劇団「ジュヌ‐パントル」を結成し影絵劇などを上演。雑誌「暮しの手帖」に掲載した影絵が人気となり、その後は書籍の挿絵や絵...