ちくさ‐ただあき【千種忠顕】
[?〜1336]鎌倉末期の廷臣。元弘の変で捕らえられ、後醍醐天皇とともに隠岐(おき)に配流。のち、隠岐を脱出して、足利尊氏(あしかがたかうじ)らと六波羅攻めに参加。尊氏の離反後、足利直義と戦って敗死。
つくばこ【筑波子】
江戸中期の女流歌人。江戸の人。本名、進藤茂子(しんどうしげりこ)。賀茂真淵に師事し、県門三才女の一人。歌文集「筑波子家集」。生没年未詳。
つちみかど‐てんのう【土御門天皇】
[1195〜1231]第83代の天皇。在位1198〜1210。後鳥羽天皇の第1皇子。名は為仁(ためひと)。承久の乱後、土佐に流され、のち、阿波に移された。土佐院。阿波院。
トムソン【Thomson】
(Joseph John 〜)[1856〜1940]英国の物理学者。キャベンディッシュ研究所長を務め、電子の存在の確認、放射能の研究などにより、現代原子物理学の基礎を築いた。1906年、ノーベ...
なかやま‐しんぺい【中山晋平】
[1887〜1952]作曲家。長野の生まれ。多数の歌謡曲・童謡などを作曲、晋平節といわれる独特の様式をつくりあげた。作品に「カチューシャの歌」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「波浮(はぶ)の港」など。
はに‐すすむ【羽仁進】
[1928〜 ]映画監督。東京の生まれ。父は歴史学者羽仁五郎。祖母は教育家羽仁もと子。岩波映画製作所の創設に参加、記録映画に新風を吹き込み、話題を集める。ドキュメンタリー的手法を一般の劇映画にも...
ハミルトン【William Rowan Hamilton】
[1805〜1865]アイルランドの数学者・理論物理学者。ダブリン大学トリニティーカレッジ在学中に天文学教授となる。光の波動論を支持し、光学系に特性関数を導入して幾何光学の基礎を作り、さらに力学...
ひの‐すけとも【日野資朝】
[1290〜1332]鎌倉末期の公卿。後醍醐天皇に登用され、日野俊基らと討幕計画を進めたが、六波羅探題に探知されて、佐渡に配流(正中の変)。のち、佐渡で斬られた。
ひの‐としもと【日野俊基】
[?〜1332]鎌倉末期の公卿。後醍醐天皇に登用され、日野資朝らと討幕計画に参加したが、六波羅探題に探知されて、捕らえられた(正中の変)。のち、許されたが、元弘の変で再び捕らえられて鎌倉で斬られた。
フーコー【Jean Bernard Léon Foucault】
[1819〜1868]フランスの物理学者。光速度の測定を行い、水中よりも空気中のほうが速いことから光の波動説を実証した。地球の回転を証明するフーコー振り子やジャイロスコープを発明。