ジークバーン【Karl Manne Georg Siegbahn】
[1886〜1978]スウェーデンの物理学者。X線分光学の発展に貢献し、結晶の格子定数の測定に成功した。1924年、ノーベル物理学賞受賞。
スベドベリ【Theodor Svedberg】
[1884〜1971]スウェーデンの物理化学者。コロイド微粒子のブラウン運動を研究し、超遠心機を製作。たんぱく質の分子量を測定。1926年ノーベル化学賞受賞。
せきぐち‐りきち【関口鯉吉】
[1886〜1951]天文・気象学者。東京の生まれ。気象学に天文学的測定法を導入、富士山頂の気象観測を開始した。東大教授・中央気象台長・東京天文台長を歴任。著「太陽」「天体物理学」など。
タレス【Thalēs】
[前624ころ〜前546ころ]古代ギリシャの哲学者。哲学の祖とされる。ギリシャ七賢人の一人。ミレトス学派の創始者で、万物の根源は水と考えた。日食の予言やピラミッドの高さの測定なども行った。タレース。
チェレンコフ【Pavel Alekseevich Cherenkov】
[1904〜1990]ロシア連邦の物理学者。γ(ガンマ)線に照射される水の発光現象を研究し「チェレンコフ効果」を発見。この効果を利用して高速の荷電粒子の速度を測定する装置はチェレンコフカウンター...
ティセリウス【Arne Wilhelm Kaurin Tiselius】
[1902〜1971]スウェーデンの化学者。シュリーレン法による電気泳動測定装置を考案し、血清たんぱく質の成分を明らかにした。また、ガンマグロブリンが抗体であることを発見した。1948年ノーベル...
ド‐フリース【Hugo de Vries】
[1848〜1935]オランダの植物学者。原形質分離法により細胞の浸透圧を測定。オオマツヨイグサの雑種の研究から、進化の突然変異説を唱えた。
ハッブル【Edwin Powell Hubble】
[1889〜1953]米国の天文学者。ウィルソン山天文台で口径100インチ(2.54メートル)望遠鏡を用いて銀河を研究、その距離・速度を測定し、ハッブルルメートルの法則を発見。
ハーシェル【Herschel】
(Frederick William 〜)[1738〜1822]英国の天文学者。ドイツ生まれ。大型の反射望遠鏡を製作し、1781年に天王星を発見したのをはじめ、2500の星雲・星団、800の二...
フーコー【Jean Bernard Léon Foucault】
[1819〜1868]フランスの物理学者。光速度の測定を行い、水中よりも空気中のほうが速いことから光の波動説を実証した。地球の回転を証明するフーコー振り子やジャイロスコープを発明。