ダランベール【Jean Le Rond D'Alembert】
[1717〜1783]フランスの物理学者・数学者・思想家。ダランベールの原理を樹立。積分学・流体力学・哲学の発展と啓蒙に努めた。ディドロと「大百科全書」を編集し数学の項および「総序」を執筆。
だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
チンダル【John Tyndall】
[1820〜1893]英国の物理学者。アイルランドの生まれ。微粒子による散乱光の研究で知られ、文筆家・登山家としても有名。著「アルプスの氷河」など。
つかだ‐たいほう【冢田大峯】
[1745〜1832]江戸後期の儒学者。信濃の人。名は虎。寛政異学の禁を批判。のち、尾張藩明倫堂督学。著「聖道弁物」など。
つかもと‐くにお【塚本邦雄】
[1922〜2005]歌人。滋賀の生まれ。前川佐美雄に師事。前衛短歌運動の旗手として活躍した。「日本人霊歌」で現代歌人協会賞、「不変律」で迢空(ちょうくう)賞、「魔王」ほかで現代短歌大賞。歌集「...
ティンバーゲン【Tinbergen】
(Jan 〜)[1903〜1994]オランダの経済学者。景気循環に関する計量経済学的研究によって名声を博し、第二次大戦後は科学的経済政策論や発展計画論の分野に業績がある。1969年ノーベル経済...
テオフラストス【Theophrastos】
[前373ころ〜前287ころ]古代ギリシャの哲学者。アリストテレスを継ぎ、その学校リュケイオンの学頭となった。また、植物学の祖とされる。著「形而上学」「植物誌」「性格論」など。
テータム【Edward Lawrie Tatum】
[1909〜1975]米国の生化学者。微生物の遺伝子の機能を研究し、細菌の遺伝子組み換え現象を発見。1958年、G=W=ビードル、J=レーダーバーグとともにノーベル生理学医学賞を受賞。
ディケンズ【Charles Dickens】
[1812〜1870]英国の小説家。ユーモアとペーソスのある文体で下層市民の哀歓を描き、ビクトリア朝時代を代表する作家として名声を得た。作「オリバー=ツイスト」「クリスマス‐キャロル」「二都物語...
ディドロ【Denis Diderot】
[1713〜1784]フランスの啓蒙思想家・作家。ダランベールとともに「百科全書」を編集・刊行。機械論的唯物論の立場に立ち、広い分野にわたって著作を行った。哲学的著作「自然解釈断想」、小説「ラモ...