さかた‐ひろお【阪田寛夫】
[1925〜2005]小説家・詩人。大阪の生まれ。朝日放送退職後、小説・詩・作詞など幅広く執筆。「土の器」で芥川賞受賞。他に小説「海道東征」、詩集「わたしの動物園」、児童文学「トラジイちゃんの冒...
さかもと‐かじま【坂本嘉治馬】
[1866〜1938]出版実業家。高知の生まれ。小野梓(おのあずさ)に師事し、明治19年(1886)東京神田に冨山房を創立。辞典・学術書・教科書などを刊行した。
さかもと‐きゅう【坂本九】
[1941〜1985]歌手。神奈川の生まれ。本名、大島九(ひさし)。バンド活動を経てソロ歌手に転身。「九ちゃん」の愛称で親しまれ、人気歌手として活躍した。代表曲「上を向いて歩こう」「見上げてごら...
さかもと‐しほうだ【坂本四方太】
[1873〜1917]俳人。鳥取の生まれ。本名、四方太(よもた)。正岡子規に師事、「ホトトギス」に写生文を連載。著「寒玉集」など。
さかもと‐じゅんじ【阪本順治】
[1958〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ボクシング映画「どついたるねん」で監督デビュー。男の生き方を描いた作品を多く手がける。作品は「ビリケン」「傷だらけの天使」「亡国のイージス」など。
さかもと‐たろう【坂本太郎】
[1901〜1987]国史学者。静岡の生まれ。東大・国学院大教授。日本の古代史を専攻、制度史研究に業績を残した。文化勲章受章。著「大化改新の研究」「日本古代史の基礎的研究」など。
さかもと‐はんじろう【坂本繁二郎】
[1882〜1969]洋画家。福岡の生まれ。二科会の創立に参加。馬・能面などを題材として、微妙な色調のうちに思索的情趣をたたえた作品を制作した。文化勲章受章。
さかもと‐よしかず【坂本義和】
[1927〜2014]政治学者。米国ロサンゼルスの生まれ。東大教授。昭和34年(1959)雑誌「世界」掲載の論文「中立日本の防衛構想」で注目される。一貫して平和主義の立場をとり、国際社会の非軍事...
さかもと‐りゅういち【坂本竜一】
[1952〜2023]音楽家。東京の生まれ。東京芸術大学卒業後、音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)に参加し日本におけるテクノポップの先駆となった。ソロ活動も行い、映画音楽や...
さがのや‐おむろ【嵯峨の屋お室】
[1863〜1947]小説家・詩人。江戸の生まれ。本名、矢崎鎮四郎。坪内逍遥の門下。小説「初恋」「くされ玉子」などのほか、ロシア文学の翻訳も発表。