ラウエ【Max Theodor Felix von Laue】
[1879〜1960]ドイツの理論物理学者。結晶によるX線の回折を行ってラウエ斑点を発見し、X線が電磁波であることと、結晶が格子構造をもつこととを同時に実証した。1914年ノーベル物理学賞受賞。
ラカトシュ【Imre Lakatos】
[1922〜1974]ハンガリー生まれの科学哲学者。後に英国に渡る。ポッパーの反証主義とクーンのパラダイム論を総合、科学的リサーチプログラムの方法論を提唱した。著「数学的発見の論理」「方法の擁護...
ラマン【Chandrasekhara Venkata Raman】
[1888〜1970]インドの物理学者。光の散乱に関する研究から、ラマン効果を発見。1930年ノーベル物理学賞受賞。
ラムゼー【William Ramsay】
[1852〜1916]英国の化学者。アルゴン・ヘリウムやネオンなどの希ガス族元素を発見。また、ラジウムからのヘリウムの放出を確認し、放射性元素崩壊説を出した。1904年ノーベル化学賞受賞。
ランキン【William John Macquorn Rankine】
[1820〜1872]英国の工学者・物理学者。力学のエネルギーを研究し、エネルギー保存の法則の発見などに貢献、熱力学の基礎を構築した。ランキンサイクルを提唱したことで知られる。また、伊藤博文の要...
ランドシュタイナー【Karl Landsteiner】
[1868〜1943]オーストリアの病理学者。ABO式血液型を発見し、輸血法に貢献。のち、MN式血液型・Rh因子も発見した。1930年ノーベル生理学医学賞受賞。
ランベルト【Johann Heinrich Lambert】
[1728〜1777]ドイツの哲学者・数学者・物理学者・天文学者。ウォルフの理性論とロックの経験論とを結びつけて独自の認識論を立てた。また、ランベルト級数を発見し、双曲線関数を導入。光度計・熱度...
リーキー【Louis Seymour Bazett Leakey】
[1903〜1972]英国の古生物学者・人類学者。ケニア生まれ。1931年以来タンザニアのオルドバイ渓谷で発掘を続け、59年にアウストラロピテクス‐ボイセイを発見したほか、多数の霊長類化石を発見...
レイリー【John William Strutt Rayleigh】
[1842〜1919]英国の物理学者。古典物理学の全分野にわたり理論・実験の両面で研究。音響学・弾性波に業績を残し、熱放射に関するレイリージーンズの放射法則を導いた。同じ英国の化学者ラムゼーとと...
レンツ【Heinrich Friedrich Emil Lenz】
[1804〜1865]ロシアの物理学者。電磁気を研究し、レンツの法則を発見。