かとう‐えなお【加藤枝直】
[1693〜1785]江戸中期の国学者・歌人。伊勢の人。本姓は橘(たちばな)。千蔭(ちかげ)の父。号、南山・芳宜園(はぎぞの)。江戸に出て南町奉行の与力となり、賀茂真淵(かものまぶち)に学んだ。...
こう‐の‐もろなお【高師直】
[?〜1351]南北朝時代の武将。武蔵守。法名、道常。足利尊氏(あしかがたかうじ)の執事として南朝軍と戦い、大功をあげた。のち、尊氏の弟直義(ただよし)と対立、直義を追って一時実権を掌握したが...
ささき‐ただし【佐々木直】
[1907〜1988]銀行家。宮城の生まれ。昭和44年(1969)日本銀行総裁に就任。ニクソンショックによる変動相場制への移行や、第一次オイルショック後の狂乱物価などへの対応を行った。
せきね‐まさなお【関根正直】
[1860〜1932]国文学者。江戸の生まれ。有職故実に精通し、「古事類苑」の編纂(へんさん)に尽力。著「装束甲冑図解」「宮殿調度図解」など。
たちばな‐えなお【橘枝直】
⇒加藤枝直(かとうえなお)
つだ‐すけなお【津田助直】
江戸前期の刀工。近江(おうみ)の人。通称、孫太夫。2世津田助広の門人。近江守と称した。生没年未詳。
なかだ‐よしなお【中田喜直】
[1923〜2000]作曲家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。叙情豊かな童謡や歌曲を数多く手がけた。代表作に「めだかのがっこう」「ちいさい秋みつけた」「夏の思い出」「雪の降るまちを」など。
なかむら‐まさなお【中村正直】
[1832〜1891]幕末・明治の洋学者・教育家。江戸の生まれ。東大教授。号、敬宇。昌平坂学問所に学び、英国留学後、明六社の設立に参加し、啓蒙思想の普及につとめた。訳著「西国立志編」「自由之理」など。
なるしま‐もとなお【成島司直】
[1778〜1862]江戸後期の幕府奥儒者。号、東岳。「徳川実紀」の編纂(へんさん)にあたった。
まつだいら‐ただなお【松平忠直】
[1595〜1650]江戸初期の大名。越前福井藩主。結城秀康の長男。大坂の陣での論功を不満として反逆的言動をとり、豊後(ぶんご)に配流された。