ウッドハウス【Pelham Grenville Wodehouse】
[1881〜1975]米国の小説家。英国の出身で、のち米国に帰化。第一次大戦前の、英国の上流社会を舞台にしたユーモア小説で人気を獲得。特に、主人を助ける執事ジーブズの活躍を描いたシリーズで知られる。
うりゅう‐いわ【瓜生岩】
[1829〜1897]婦人社会事業家。福島の生まれ。孤児・貧民の救済、婦人の授産指導などに尽力した。会津済生病院を創設。
ウルブリヒト【Walter Ulbricht】
[1893〜1973]ドイツの政治家。1919年、ドイツ共産党に入党。第二次大戦後、旧東ドイツ地区に社会主義統一党を結成し書記長に就任。ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立以後は副首相、国家評議会議...
エセーニン【Sergey Aleksandrovich Esenin】
[1895〜1925]ソ連の詩人。農村の出身で、ロシアの自然への愛情をこめた抒情詩を作った。社会主義革命を支持したが、心理的破綻から自殺。作「ラドウニツァ」「酒場のモスクワ」など。
エンクルマ【Kwame Nkrumah】
[1909〜1972]ガーナの政治家。独立運動を指導し、1957年、ガーナ独立時に初代首相、のち大統領に就任。社会主義化政策をとるとともに、アフリカ統一運動を推進した。
エンゲルス【Friedrich Engels】
[1820〜1895]ドイツの思想家・革命家。マルクスと科学的社会主義を創始。「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」を共同で執筆。マルクス死後は、社会主義運動に参加しつつ、その遺稿を整理して「資...
エンツェンスベルガー【Hans Magnus Enzensberger】
[1929〜2022]ドイツの詩人・評論家。季刊誌「時刻表」を主宰し、現代社会の批判を中心に政治や文学を論じた。詩集「狼たちの弁護」、評論集「意識産業論」など。エンツェンベルガー。
エーベルト【Friedrich Ebert】
[1871〜1925]ドイツの政治家。1918年社会民主党党首としてドイツ帝国の最後の宰相に就任。1919年のドイツ革命に際しては、軍部・保守派と結んで革命派を弾圧。臨時政府主班を経て、ワイマー...
エールリヒ【Eugen Ehrlich】
[1862〜1922]オーストリアの法学者。法社会学を提唱。社会団体の内面秩序としての法の探究が法学の任務と説く。著「法社会学の基礎論」など。エールリッヒ。
おおい‐けんたろう【大井憲太郎】
[1843〜1922]社会運動家。大分の生まれ。自由民権運動の指導者で、明治15年(1882)自由党に加わる。朝鮮政府の改革を意図して大阪事件を起こし、入獄。同25年東洋自由党を結成。労働者・...