いそざき‐あらた【磯崎新】
[1931〜2022]建築家。大分の生まれ。丹下健三に師事。ポストモダン建築をリードするとともに、評論活動などを展開。大分県立大分図書館・ロサンゼルス現代美術館などを手がけた。平成31年(201...
いとかわ‐ひでお【糸川英夫】
[1912〜1999]航空工学者。東京の生まれ。戦闘機の設計技師を経て、昭和23年(1948)より東大教授。昭和30年(1955)にペンシルロケットの飛翔実験を成功させ、「日本のロケット開発の父...
おおにし‐きょじん【大西巨人】
[1919〜2014]小説家・批評家。福岡の生まれ。本名、巨人(のりと)。新聞社勤務を経て、対馬要塞重砲兵連隊に入隊。戦後「近代文学」同人となる。昭和27年(1952)、評論「俗情との結託」で野...
さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、5度芥川賞候補となった。没後20年を経て「海炭市叙景」が映画化され注目を集めた。
たかくら‐けん【高倉健】
[1931〜2014]映画俳優。福岡の生まれ。本名、小田剛一(ごういち)。昭和31年(1956)「電光空手打ち」の主演でデビュー。「網走番外地」「昭和残侠(ざんきょう)伝」など任侠映画に多く出演...
はせがわ‐かい【長谷川櫂】
[1954〜 ]俳人。熊本の生まれ。飴山実・平井照敏に師事。新聞記者のかたわら俳人として活動し、俳誌「古志」を創刊、主宰。のち句作に専念し、句集「虚空」で読売文学賞受賞。他の句集に「天球」など。
ピンチョン【Thomas Pynchon】
[1937〜 ]米国の小説家。大学で応用物理学や文学を学び、航空宇宙会社勤務を経て小説家デビュー。量子力学や生物学・文化人類学・大衆文化史などの知識を織り交ぜながら、現代社会の閉塞感を描く。作「...
ふなざき‐よしひこ【舟崎克彦】
[1945〜2015]児童文学作家。東京の生まれ。生物学者が空想世界で活躍する「ぽっぺん先生」シリーズで人気を得る。昭和49年(1974)「ぽっぺん先生と帰らずの沼」で赤い鳥文学賞受賞。他に「ピ...
ブランショ【Maurice Blanchot】
[1907〜2003]フランスの評論家・小説家。幻想的な作風で知られる。バタイユとの交流も有名。評論「来るべき書物」「文学空間」「災厄のエクリチュール」、小説「謎の男トマ」など。
マッハ【Ernst Mach】
[1838〜1916]オーストリアの物理学者・哲学者。波動や超音速について研究し、マッハ数の概念を導入。ニュートン力学の時間・空間などの概念を批判的に検討。また実証主義的経験批判論を展開してそ...