かわじ‐りゅうこう【川路柳虹】
[1888〜1959]詩人・美術評論家。東京の生まれ。聖謨(としあきら)の孫。名は誠。日本最初の口語自由詩「塵溜(はきだめ)」を発表。詩集「路傍の花」「かなたの空」、詩論「詩学」など。
かんむ‐てんのう【桓武天皇】
[737〜806]第50代天皇。在位、781〜806。光仁天皇の第1皇子。諱(いみな)は山部。長岡京・平安京への遷都、蝦夷(えぞ)征討、最澄・空海の登用による平安仏教の確立、地方政治振興など内政...
ダール【Roald Dahl】
[1916〜1990]英国の小説家・脚本家。英国空軍のパイロットから小説家に転身。皮肉やブラックユーモアをきかせた短編小説のほか、児童文学にも多くの作品を残した。作「南から来た男」「チャーリーと...
つかもと‐くにお【塚本邦雄】
[1922〜2005]歌人。滋賀の生まれ。前川佐美雄に師事。前衛短歌運動の旗手として活躍した。「日本人霊歌」で現代歌人協会賞、「不変律」で迢空(ちょうくう)賞、「魔王」ほかで現代短歌大賞。歌集「...
てっかい【鉄拐】
中国、隋代の仙人。八仙の一人。姓は李。名は洪水。鉄のつえを空に投げて竜に変え、それに乗って去ったという。
やまもと‐いちりき【山本一力】
[1948〜 ]小説家。高知の生まれ。本名、健一。数々の職業を経た後、50歳を目前にして作家生活に入る。巧みな話術を生かした味わい深い時代小説で人気を集める。「あかね空」で直木賞受賞。他に「大川...
ラーゲルレーブ【Selma Ottiliana Lovisa Lagerlöf】
[1858〜1940]スウェーデンの女流小説家。人間と自然への愛を基調に、空想性あふれる作品を書いた。1909年ノーベル文学賞受賞。作「イェスタ=ベルリング物語」「ニルスのふしぎな旅」など。
りゅうじゅ【竜樹】
《(梵)Nāgārjunaの訳》2世紀中ごろから3世紀中ごろのインド大乗仏教中観(ちゅうがん)派の祖。南インドのバラモンの出身。一切因縁和合・一切皆空を唱え、大乗経典の注釈書を多数著して宣揚した...
りょ‐そけん【呂祖謙】
[1137〜1181]中国、南宋の学者。婺州(ぶしゅう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は伯恭。号、東莱(とうらい)。朱熹(しゅき)の友人で、史学に通じ、空論を排した。著に朱熹と共編の「...
レントゲン【Wilhelm Konrad Röntgen】
[1845〜1923]ドイツの物理学者。1895年、真空放電の研究中に不透明体を通過する未知の放射線を発見し、X線と名づけた。1901年第1回ノーベル物理学賞受賞。