しらかわ‐まさあき【白川方明】
[1949〜 ]銀行家・経済学者。福岡の生まれ。昭和47年(1972)日本銀行に入行。国際局参事や理事を歴任し、平成20年(2008)総裁に就任。
しろやま‐さぶろう【城山三郎】
[1927〜2007]小説家。愛知の生まれ。本名、杉浦英一。経済学の知識を生かし、企業の内部や組織の裏面の人間模様を鮮やかに描き、企業小説の大ブームを巻き起こした。伝記小説も手がけ、映像化された...
ジェボンズ【William Stanley Jevons】
[1835〜1882]英国の経済学者。近代経済学の創設者の一人。古典学派を批判し、メンガー・ワルラスと並んで限界効用理論を確立した。景気循環に関する太陽黒点説でも有名。著「経済学の理論」「石炭問...
じょ‐しま【徐志摩】
[1897〜1931]中国の詩人。海寧(浙江(せっこう)省)の人。英、米両国で政治・経済のほかに近代詩などを学び、帰国後、「詩鐫(しせん)」「新月」を刊行し、新詩運動に尽力。新月派の代表的詩人。...
ジード【Charles Gide】
[1847〜1932]フランスの経済学者。労働価値説と効用価値説を折衷、消費組合運動の理論的指導者となった。C=リストとの共著「経済学説史」は名著の誉れが高い。
スウィージー【Paul Marlor Sweezy】
[1910〜2004]米国のマルクス主義経済学者。独占資本の構造や恐慌の分析で知られる。ハーバード大助教授を思想的立場から辞任し、雑誌「マンスリーレビュー」の編集者として評論活動に従事した。著「...
すがぬま‐ていふう【菅沼貞風】
[1865〜1889]経済史学者。長崎の生まれ。18歳で「平戸貿易志」を書いて認められ、のち「大日本商業史」を執筆、経済史学の先駆者となった。南洋諸島の調査中、マニラで客死。
すぎもと‐えいいち【杉本栄一】
[1901〜1952]経済学者。東京の生まれ。東京商科大教授。計量経済学導入の先駆者。近代経済学とマルクス経済学の統合を試み、両者の論争を奨励した。著作に「近代経済学の解明」「近代経済学史」「米...
すぎやま‐さんぷう【杉山杉風】
[1647〜1732]江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人。江戸の人。通称、鯉屋市兵衛。別号、採荼庵(さいたあん)・蓑翁(すいおう)。深川の芭蕉庵の提供など、芭蕉を経済的に援助した。著「常盤屋句合(と...
スチュアート【James Denham Steuart】
[1712〜1780]英国の経済学者。重商主義の理論を体系化し、流通主義的視点に立ちながらも生産過程の分析を試みた。著「経済学原理」など。ステュアート。