ペリー【Matthew Calbraith Perry】
[1794〜1858]米国の海軍軍人。東インド艦隊司令長官として、嘉永6年(1853)軍艦4隻を率いて浦賀に来航。日本に開国をせまり、翌年再び来航、日米和親条約を締結した。著「日本遠征記」。ペルリ。
まつおか‐ようすけ【松岡洋右】
[1880〜1946]外交官・政治家。山口の生まれ。オレゴン大学卒業。国際連盟特別総会に首席全権として出席し、脱退を宣言。満鉄総裁を経て、第二次近衛内閣の外相となり、日独伊三国同盟・日ソ中立条約...
まつだいら‐よしなが【松平慶永】
[1828〜1890]幕末の大名。越前福井藩主。号、春岳。日米修好通商条約の締結では勅許を得ることを主張、将軍継嗣問題では一橋慶喜を推したため大老井伊直弼と対立、隠居・謹慎を命ぜられた。井伊暗殺...
まなべ‐あきかつ【間部詮勝】
[1802〜1884]江戸後期の大名。越前鯖江(さばえ)藩主。大老井伊直弼(なおすけ)に起用され、老中となり、日米修好通商条約の締結、将軍継嗣問題に当たった。のち井伊と対立して罷免された。
みつくり‐げんぽ【箕作阮甫】
[1799〜1863]江戸末期の蘭医。美作(みまさか)の人。名は虔儒(けんじゅ)。江戸で宇田川榛斎に蘭学を学び、幕府の天文方翻訳掛、のち蕃書調所(ばんしょしらべしょ)教授となった。種痘所の開設に...
むつ‐むねみつ【陸奥宗光】
[1844〜1897]外交官・政治家。和歌山藩士伊達宗広の子。脱藩し、坂本竜馬の海援隊に入る。明治維新後、伊藤内閣の外相。条約改正や下関条約の締結に手腕を発揮。著「蹇蹇録(けんけんろく)」など。
モロトフ【Vyacheslav Mikhaylovich Molotov】
[1890〜1986]ソ連の政治家。1930年ソ連邦人民委員会議議長に就任、1939年外務人民委員として独ソ不可侵条約を締結。第二次大戦中、戦後を通じてソビエト外交を指導し、スターリンを補佐して...
よしだ‐しげる【吉田茂】
[1878〜1967]外交官・政治家。東京の生まれ。奉天総領事・駐英大使などを歴任。戦後、外相を経て自由党総裁となり、以後、五次にわたって内閣を組織。サンフランシスコ講和条約・日米安保条約を締結...
ラビン【Yitzhak Rabin】
[1922〜1995]イスラエルの政治家、第6代、11代首相。在任1974〜1977、1992〜1995。イスラエルとアラブの和平を推進し、1993年にはオスロ合意に調印。1994年にはヨルダン...
リトビノフ【Maksim Maksimovich Litvinov】
[1876〜1951]ソ連の政治家。1930年に外務人民委員(外相)となり、近隣諸国との不可侵条約の締結、国際連盟への加盟など協調外交を推進。枢軸国に対しては集団安全保障を主張した。1939年、解任。