ウェデキント【Frank Wedekind】
[1864〜1918]ドイツの劇作家。表現主義の先駆。思春期の性の問題を扱った。作「春のめざめ」「地霊」「パンドラの箱」など。
ウェルズ【Herbert George Wells】
[1866〜1946]英国の小説家・評論家。進化論・社会主義の観点に基づく社会小説、文明批評を発表。またサイエンスフィクション(空想科学小説)の祖として有名。著「世界文化史大系」、小説「宇宙戦争...
ウェルナー【Alfred Werner】
[1866〜1919]スイスの化学者。立体化学を展開して配位説を提唱、錯体化学の体系化に寄与した。1913年、ノーベル化学賞受賞。著「立体化学講義」「無機化学における新思想」など。
ウェルフェル【Franz Werfel】
[1890〜1945]オーストリアの詩人・劇作家・小説家。表現主義の立場で、人類愛の精神にあふれた作品を書いた。叙情詩集「世界の友」、戯曲「鏡人」、小説「ベルディ」など。
うえむら‐まさひさ【植村正久】
[1858〜1925]プロテスタント牧師・神学者・評論家。東京の生まれ。富士見町教会・東京神学社を創立し、牧師の育成と神学研究に尽力した。「福音新報」を創刊。正統派福音主義神学の中心的指導者。著...
ウォルフ【Christian von Wolff】
[1679〜1754]ドイツの哲学者・数学者。ライプニッツの哲学を継承し、合理主義哲学を体系化した。また、ラテン語に代えてドイツ語の哲学用語を定めるなど、ドイツ啓蒙思想を代表。著「数学の基礎」。
ウォーラーステイン【Immanuel Wallerstein】
[1930〜2019]米国の政治社会学者。近現代の世界システムを、西欧を中心とした単一のグローバルな資本主義分業体制の展開過程としてとらえた。著「近代世界システム」など。
うじ‐かがのじょう【宇治加賀掾】
[1635〜1711]江戸前期の古浄瑠璃最後の名人。紀伊の人。前名、宇治嘉太夫(かだゆう)。京都を中心に活躍。古浄瑠璃と義太夫節の橋渡しの役割を果たした。
うめ‐けんじろう【梅謙次郎】
[1860〜1910]法学者。島根の生まれ。現行民法・商法の起草にあたった。法政大学を創立。著「民法要義」「商法義解」など。
ウルブリヒト【Walter Ulbricht】
[1893〜1973]ドイツの政治家。1919年、ドイツ共産党に入党。第二次大戦後、旧東ドイツ地区に社会主義統一党を結成し書記長に就任。ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立以後は副首相、国家評議会議...