もう‐たくとう【毛沢東】
[1893〜1976]中国の政治家・思想家。湖南省湘潭(しょうたん)県の人。1921年、中国共産党の創立に参加。農民運動を指導し、朱徳らと工農紅軍を組織、31年江西省瑞金に中華ソビエト共和国臨時...
モルガン【Thomas Hunt Morgan】
[1866〜1945]米国の遺伝学・発生学者。ショウジョウバエを使って交雑実験を行い、メンデルの推定した遺伝要素が、染色体上に並ぶ遺伝子であることを確認。染色体地図を作製した。1933年ノーベル...
ユーイング【James Alfred Ewing】
[1855〜1935]英国の工学者・地震学者。1878年(明治11)来日し、東大で機械工学や電磁気学を教授。また、地震の研究を行い、振り子型地震計を製作した。83年帰国。
ラプラス【Pierre Simon Laplace】
[1749〜1827]フランスの数学者・天文学者。数理論を天体力学に適用して成功し、太陽系の起源に関して星雲説を唱えた。解析学を確率論に応用する研究も行い、メートル法制定にも尽力。著「天体力学」など。
ラボアジェ【Antoine Laurent de Lavoisier】
[1743〜1794]フランスの化学者。実験により燃焼が酸素との結合であることを実証し、従来のフロギストン説を否定。初めて有機物の元素分析を行い、質量保存の法則を明らかにした。フランス革命の際に...
ルーズベルト【Roosevelt】
(Theodore 〜)[1858〜1919]米国の政治家。第26代大統領。在任1901〜1909。共和党。トラストの摘発、自然保護などの革新政策を行い、外交では、パナマ運河建設、ラテンアメリ...
レビ‐ストロース【Claude Lévi-Strauss】
[1908〜2009]フランスの文化人類学者。親族構造、分類の論理を研究、神話の構造分析を行い、構造主義人類学を確立した。著「悲しき熱帯」「構造人類学」「野生の思考」など。
ワイスマン【August Weismann】
[1834〜1914]ドイツの動物学者。動物の発生・遺伝・進化の理論研究を行い、生殖質は親から子への連続性をもつが体質の変異は遺伝しないと主張し、ネオダーウィニズムを提唱。著「進化論講義」など。
ワイル【Hermann Weyl】
[1885〜1955]ドイツの数学者。数学基礎論から理論物理学にわたる幅広い研究を行い、微分幾何学や群論を応用して相対性理論・量子力学の研究に貢献した。
わがつま‐さかえ【我妻栄】
[1897〜1973]民法学者。山形の生まれ。東大教授。民法の体系的な解釈を行い、学界や実務に大きな影響を与えた。文化勲章受章。著「民法講義」「近代法における債権の優越的地位」。