いとやま‐あきこ【絲山秋子】
[1966〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、西平秋子。会社勤務ののち作家デビュー。現代人の心の傷を作品に描く。「沖で待つ」で芥川賞受賞。他に「イッツ・オンリー・トーク」「袋小路の男」「勤労感謝の...
ふじわら‐の‐きよすけ【藤原清輔】
[1104〜1177]平安後期の歌人・歌学者。顕輔(あきすけ)の子。六条家の中心人物で、俊成と並び称された。二条天皇の命で、「続詞花集」を撰。著「奥義抄」「袋草紙」、家集「清輔朝臣集」など。
ほうじょう‐だんすい【北条団水】
[1663〜1711]江戸前期の俳人・浮世草子作者。京都の人。井原西鶴の門人で、師の遺稿を刊行した。俳書「秋津しま」「俳諧団袋」、浮世草子「色道大鼓」「日本新永代蔵」など。
みすみ‐かん【三角寛】
[1903〜1971]小説家。大分の生まれ。本名、三浦守。山窩(さんか)族の研究でも知られ、小説集「山窩血笑記」など多数発表。第二次大戦後は東京池袋で映画館の経営に専念。