かえりやま‐のりまさ【帰山教正】
[1893〜1964]映画監督。東京の生まれ。日本映画の近代化を求める「純映画劇運動」を展開。日本映画初の女優の起用や、シナリオを用いた弁士なしの映画形式への転換などを試みた。作品「生の輝き」「...
こいで‐ならしげ【小出楢重】
[1887〜1931]洋画家。大阪の生まれ。裸婦を多く描き、要約されたボリュームの処理と油絵の粘りと輝きを生かしたマチエールで独自の画境を開いた。
さとう‐やすし【佐藤泰志】
[1949〜1990]小説家。北海道の生まれ。日常の閉塞感と生の輝きを描く。「空の青み」「水晶の腕」などで、5度芥川賞候補となった。没後20年を経て「海炭市叙景」が映画化され注目を集めた。