けんにょ【顕如】
[1543〜1592]安土桃山時代の浄土真宗の僧。本願寺第11世。諱(いみな)は光佐(こうさ)。元亀元年〜天正8年(1570〜80)の間、織田信長と戦い、正親町(おおぎまち)天皇の仲裁で和議を結...
げっせん【月僊】
[1741〜1809]江戸中期の画僧。尾張の人。名は玄瑞。京都知恩院に住み、円山応挙や与謝蕪村の影響を受け、山水・人物画にすぐれた。晩年、私財を投じて伊勢山田に寂照寺を再興。
げん‐ふくえい【阮福映】
[1762〜1820]ベトナム、阮朝(げんちょう)の初代皇帝。在位1806〜1820。廟号(びょうごう)は世祖。年号により嘉隆帝とよばれる。フランス人義勇兵の援助を得て西山朝を滅ぼし、1802年...
げんめい‐てんのう【元明天皇】
[661〜721]第43代天皇。在位707〜715。天智天皇の第4皇女。名は阿閇(あべ)。草壁皇子の妃。文武・元正両天皇の母。文武天皇の夭折(ようせつ)後に即位。平城京遷都、古事記・風土記の編纂...
こうん‐えじょう【孤雲懐奘】
[1198〜1280]鎌倉中期の曹洞宗の僧。京都の人。比叡山の僧であったが、のち、道元に師事し、永平寺第2世となった。著「正法眼蔵随聞記」など。
コンスタンティヌス‐いっせい【コンスタンティヌス一世】
《Flavius Valerius Constantinus Ⅰ》[274?〜337]ローマの皇帝。在位306〜337年。混乱した帝国を再統一し、専制体制を確立。313年ミラノ勅令を発してキリス...
こんどう‐いさみ【近藤勇】
[1834〜1868]江戸末期の幕臣。新撰組隊長。武蔵の人。名は昌宜(まさよし)。京都守護職松平容保(まつだいらかたもり)の下で新撰組を組織し、尊攘(そんじょう)派を弾圧。戊辰(ぼしん)戦争で敗...
ご‐かじ【五鍛冶】
京都に在住した五人の刀工。丹波守吉道・近江守源久道・近江守一竿子(いっかんし)忠綱・伊賀守来金道・信濃守源信吉。
ごんそう【勤操】
[758〜827]奈良末期から平安初期の三論宗の僧。大和の人。大安寺で三論を学び、宮中の講義を認められて大僧都・東大寺別当となる。石淵寺を開創。石淵僧正。ごんぞう。きんそう。
さいいん‐の‐みかど【西院の帝】
淳和天皇の異称。西院(現在の京都市右京区西院付近)に居住していたことから称された。