イサム‐ノグチ【Isamu Noguchi】
[1904〜1988]日系米国人の彫刻家。詩人の野口米次郎と米国女性の子。パリでブランクーシに師事。金属や石・木を用いた抽象彫刻や建築装飾・家具設計などに幅広く活躍。
ウィルキンソン【Geoffrey Wilkinson】
[1921〜1996]英国の化学者。金属有機化合物のサンドイッチ構造を解明し、メタロセンと総称される類似の化合物を合成。ウィルキンソン触媒を開発したことでも知られる。1973年、E=フィッシャー...
ガルバーニ【Luigi Galvani】
[1737〜1798]イタリアの解剖・生理学者。カエルの足が金属と接触すると痙攣(けいれん)が生じることを発見し、生物電気の研究や電気学に道を開いた。また、これは2種の金属による電気の発生である...
キュリー【Curie】
(Pierre 〜)[1859〜1906]フランスの物理学者。磁性体を研究し、キュリーの法則・キュリー温度を発見。次いで妻マリーとともに、ラジウム・ポロニウムを発見し、1903年ノーベル物理学...
しばた‐ゆうじ【柴田雄次】
[1882〜1980]化学者。東京の生まれ。東京帝大教授、東京都立大総長、学士院院長。錯塩化学・分光化学・地球化学の研究で業績を残した。「金属錯塩の分光科学的研究」で学士院恩賜賞を受賞。昭和37...
ステラ【Frank Philip Stella】
[1936〜2024]米国の画家・彫刻家。幾何学図形によるミニマルアートの先駆的絵画から出発。のち、多角形のカンバスを用いた無彩色絵画に移行し、さらに1980年代には彩色された金属板を重ねたレリ...
たわら‐くにいち【俵国一】
[1872〜1958]金属学者。島根の生まれ。ドイツに留学後、日本の金属組織学を確立。また、砂鉄精練法などの技術史的研究でも活躍。文化勲章受章。
パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】
[1493〜1541]スイスの医学者・化学者。錬金術・医学を学び、欧州各国を遍歴。ラテン語に代えてドイツ語で講義するなど、古典医学を批判して追放された。また医薬に水銀などの金属化合物を用い、医化...
ほんだ‐こうたろう【本多光太郎】
[1870〜1954]物理学者・冶金(やきん)学者。愛知の生まれ。東北大教授・同大学総長。金属材料を研究し、KS鋼・新KS鋼を発明。文化勲章受章。