テイヤール‐ド‐シャルダン【Pierre Teilhard de Chardin】
[1881〜1955]フランスのイエズス会司祭・古生物学者。進化論とキリスト教を統合、宇宙進化の中心に人間を据えた。北京原人の発見に参加したことでも知られる。著「自然界における人間の位置」「現象...
とくがわ‐いえつぐ【徳川家継】
[1709〜1716]江戸幕府第7代将軍。在職1713〜1716。家宣の四男。4歳で家督を相続。間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石の補佐により、幕府刷新が行われた。
ノサック【Hans Erich Nossack】
[1901〜1977]ドイツの小説家。シュールレアリスム的な幻想世界を描く。作「おそくとも11月には」「弟」「死神とのインタビュー」「幸福な人間」など。
バシュラール【Gaston Bachelard】
[1884〜1962]フランスの科学哲学者・文学批評家。構造主義の先駆者の一人。科学的認識の獲得のために、前科学的な思考との断絶を求めた「認識論的切断」で知られる。のちには詩的想像力の領域に論を...
ビュトール【Michel Butor】
[1926〜2016]フランスの小説家。前衛的技法を駆使した作風で、ヌーボーロマンの代表的作家の一人に数えられる。小説「心変わり」「時間割」、評論「上演目録」など。
フォンタナ【Lucio Fontana】
[1899〜1968]イタリアの画家・彫刻家。アルゼンチン生まれ。1946年に「白の宣言」を発表、翌年には「空間の第一宣言」に署名し空間主義を宣言した。ネオンを用いた作品やカンバスを切り裂いたり...
ブランショ【Maurice Blanchot】
[1907〜2003]フランスの評論家・小説家。幻想的な作風で知られる。バタイユとの交流も有名。評論「来るべき書物」「文学空間」「災厄のエクリチュール」、小説「謎の男トマ」など。
プラサド【Rājēndra Prasād】
[1884〜1963]インドの政治家。ガンジーのもとに反英不服従運動に加わり、インド国民会議派の穏健な中間派指導者となる。1950年臨時大統領。1952年から1962年にかけて初代大統領。著「分...
マンデラ【Nelson Rolihlahla Mandela】
[1918〜2013]南アフリカ共和国の黒人解放運動指導者・政治家。1990年、27年間の獄中生活ののち釈放され、翌年アフリカ民族会議(ANC)議長に就任。白人との協調路線をもとに白人単独支配を...
みうら‐ばいえん【三浦梅園】
[1723〜1789]江戸中期の思想家。豊後(ぶんご)の人。名は晋。天文・医学・哲学・歴史・宗教・政治・経済など多分野に通じ、独自の認識論と存在論によって宇宙・自然・人間を説明する条理の学を唱え...