ゴヤ【Francisco José de Goya y Lucientes】
[1746〜1828]スペインの画家。宮廷画家として鋭い洞察力に基づく肖像画・宗教画・風俗画を描く一方、幻想的な作風をも示した。銅版画にもすぐれ、ナポレオン軍の侵入を描いたシリーズなどがある。...
さんとう‐きょうざん【山東京山】
[1769〜1858]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、岩瀬百樹(いわせももき)。京伝の弟。篆刻(てんこく)を本業としながら、合巻「復讐妹背山(かたきうちいもせやま)物語」「教草女房形気」、風俗...
しぶや‐みのる【渋谷実】
[1907〜1980]映画監督。東京の生まれ。「奥様に知らすべからず」で監督デビュー。風俗喜劇で手腕をふるい、人気を集めた。代表作「母と子」「自由学校」「てんやわんや」「現代人」など。
すずき‐はるのぶ【鈴木春信】
[1725?〜1770]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積、通称、次郎兵衛。号、思古人。錦絵(にしきえ)の成立に中心的な役割を果たした。美人画を得意とし、遊里風俗や市井(しせい)の日常生活...
ステーン【Jan Steen】
[1626ころ〜1679]オランダの画家。農民や市民の生活を、風刺をまじえてユーモラスに描いた風俗画で知られる。代表作「聖ニコラスの祭り」。
せんりゅう【川柳】
⇒柄井川柳(からいせんりゅう) 江戸中期に発生した雑俳の一。前句付けの付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点者であった初世柄井川柳の名による。季語や切れ字などの制約はなく、口語を用い、...
たなか‐こみまさ【田中小実昌】
[1925〜2000]小説家。東京の生まれ。戦後の混乱期に風俗の世界に身を投じ、さまざまな職業を体験する。飄々(ひょうひょう)としたユーモラスなタッチの中に人間の悲しさを描き出した。「浪曲師朝日...
テニールス【David Teniers】
[1582〜1649]フランドルの画家。の父。ルーベンスに師事。風景画・歴史画を多く描いた。 [1610〜1690]フランドルの画家。宮廷画家兼絵画館長となり、ブリュッセルに定住。諧謔(か...
テルボルフ【Gerard Terborch/Gerard Ter Borch】
[1617〜1681]オランダの画家。肖像画や風俗画にすぐれ、特にしっとりと輝く絹などの光沢を強調する表現は有名。代表作「ミュンステルの講和」。
デミル【Cecil Blount DeMille】
[1881〜1959]米国の映画監督・製作者。風俗劇やスペクタクル映画の大作を得意とした。代表作「大平原」「地上最大のショウ」「十戒」など。