いちき‐きとくろう【一木喜徳郎】
[1867〜1944]憲法学者・政治家。静岡の生まれ。ドイツ留学後、東大教授。のち、文部・内務・宮内各大臣、枢密院議長などを歴任。天皇機関説が右翼から攻撃され、二・二六事件後政界から引退した。
いちじょう‐かねら【一条兼良】
[1402〜1481]室町中期の公家・学者。関白太政大臣。准三宮。博学多才で、特に歴史・有職(ゆうそく)故実・文学に通じた。著「江次第抄(ごうしだいしょう)」「公事根源(くじこんげん)」「花鳥余...
いちじょう‐てんのう【一条天皇】
[980〜1011]第66代天皇。在位986〜1011。円融天皇の第1皇子。名は懐仁(やすひと)。在位中は藤原道長の全盛時代、宮廷女流文学の最盛期にあたる。
いちじょう‐ふゆら【一条冬良】
[1464〜1514]室町後期の公家・学者。兼良(かねら)の子。関白太政大臣。宗祇(そうぎ)とともに準勅撰の「新撰菟玖波(つくば)集」を編集。いちじょうふゆよし。
いちほ‐みち【一穂ミチ】
[1978〜 ]小説家。大阪の生まれ。平成19年(2007)「雪よ林檎の香のごとく」が雑誌に掲載されて小説家デビュー。「スモールワールズ」で吉川英治文学新人賞を受賞。「ツミデミック」で第171回...
いちもんじ‐すけのり【一文字助則】
鎌倉前期の刀工。備前の人。助宗の子。後鳥羽上皇の御番鍛冶(ごばんかじ)として仕えたという。小一文字と称される。生没年未詳。
いちもんじ‐すけむね【一文字助宗】
鎌倉前期の刀工。備前の人。則宗の子。後鳥羽上皇の御番鍛冶として仕えたという。大一文字と称される。生没年未詳。
いちもんじ‐のりむね【一文字則宗】
平安末期から鎌倉前期にかけての刀工。備前福岡の人で、一文字派を興した。後鳥羽上皇の御番鍛冶として仕えたと伝えられる。菊一文字と称される。生没年未詳。
いちやなぎ‐とし【一柳慧】
[1933〜2022]作曲家・ピアニスト。兵庫の生まれ。昭和29年(1954)、米国のジュリアード音楽院に留学。のちジョン=ケージに師事し、帰国後はケージら米国の前衛音楽を日本に紹介した。日本の...
ひとつばし‐よしのぶ【一橋慶喜】
⇒徳川慶喜(とくがわよしのぶ)