アクサーコフ【Sergey Timofeevich Aksakov】
[1791〜1859]ロシアの小説家。貴族の出身。故郷の自然や人々の暮らしを徹底した写実により描いた。作「家族の歴史」「孫バグローフの幼年時代」など。
ウィッテ【Sergey Yul'evich Vitte】
[1849〜1915]ロシアの政治家。1892年蔵相となり、鉄道建設、信用制度の整備などの近代化政策をとる。のち、首相として政治的自由化により革命の回避に尽力。日露戦争終結のためのポーツマス講和...
オチョア【Severo Ochoa】
[1905〜1993]米国の生化学者。スペイン生まれ。酸化・合成・エネルギー転移の酵素を研究。RNA(リボ核酸)の生体外での合成に成功し、1959年、ノーベル生理学医学賞を受賞。
クリーブランド【Stephen Grover Cleveland】
[1837〜1908]米国の政治家。第22代、24代大統領。在任1885〜1889、1893〜1897。ニューヨーク州知事などを経て大統領に就任。民主党。関税の引き下げなどに尽力。→ハリソン...
シャー‐ジャハーン【Shāh Jahān】
[1592〜1666]インドのムガル帝国第5代の王。在位1628〜1658。帝国の全盛期を現出、タージマハル廟(びょう)やデリーの宮殿などの壮麗な建築を残した。
シャー‐ルフ【Shah Rukh】
[1377〜1447]チムール帝国第3代の王。在位1409〜1447。帝国の繁栄をもたらし、また、学者・文人を保護した。
セクストス‐ホ‐エンペイリコス【Sextos ho Empeirikos】
《経験家セクストス、の意》2〜3世紀のギリシャの哲学者・医者。ピュロンの流れをくみ、ギリシャ懐疑派最後の哲学者といわれる。著「ピュロン派哲学概要」など。生没年未詳。
チェリビダッケ【Sergiu Celibidache】
[1912〜1996]ルーマニア生まれの指揮者。おもにドイツで活躍し、ベルリン‐フィルハーモニーやミュンヘン‐フィルハーモニーなどを指揮した。完璧主義者として知られ、生前はレコード録音を拒否し続けた。
プロペルティウス【Sextus Propertius】
前1世紀ごろのローマの詩人。エレゲイアの完成者で、ラテン恋愛叙情詩人の代表者の一人。「詩集」4巻の中心をなす、キュンティアという女性への恋と失恋をうたった作品が有名。生没年未詳。
ラフマニノフ【Sergey Vasil'evich Rakhmaninov】
[1873〜1943]ロシアの作曲家・ピアノ奏者。ロシア革命を避けて米国に亡命。ロマン主義に貫かれた曲を書いた。作品に、4曲の「ピアノ協奏曲」など。