あべ‐の‐よりとき【安倍頼時】
[? 〜1057]平安中期の陸奥の豪族。子の貞任・宗任とともに、前九年の役で源頼義・義家父子と戦い、敗死。
アベ‐プレボー【abbé Prévost】
《アベはフランス語で神父の意》フランスの小説家プレボーの通称。
あべ‐まきお【阿部牧郎】
[1933〜2019]小説家。京都の生まれ。官能小説や評伝、野球小説など多彩なジャンルで活躍し、「それぞれの終楽章」で直木賞受賞。他に「蛸と精鋭」「ドン・キホーテ軍団」など。
あべ‐まさひろ【阿部正弘】
[1819〜1857]江戸末期の老中。備後(びんご)福山藩主。幕末開国のときの老中首座として和親条約を締結。
あべ‐よししげ【安倍能成】
[1883〜1966]哲学者・教育家・評論家。愛媛の生まれ。夏目漱石の門下。一高校長。第二次大戦後、文部大臣、学習院院長を歴任。著「カントの実践哲学」「西洋近世哲学史」など。
アベラール【Pierre Abélard】
[1079〜1142]フランスのスコラ哲学者・神学者。教会の権威や伝統を大胆に批判。女弟子エロイーズとの恋愛は有名。
あべ‐りゅうたろう【安部竜太郎】
[1955〜 ]小説家。福岡の生まれ。本名、良法(よしのり)。区役所職員や図書館司書を経て作家デビュー。「血の日本史」で注目され、その後も歴史小説を中心に活躍。「等伯(とうはく)」で直木賞受賞。...
アベル【Abel】
旧約聖書の創世記に記されるアダムとイブとの次子。神に羊の初子を捧げて受け入れられたが、そのことを恨んだ兄カインに殺された。
アベロエス【Averroës】
イブン=ルシュドのラテン語名。
ガンス【Abel Gance】
[1889〜1981]フランスの映画監督。特にサイレント時代にすぐれた作品を発表し、グリフィスと並ぶ映画芸術の開拓者とされる。作「鉄路の白薔薇(しろばら)」「ナポレオン」など。