にちろう【日朗】
[1243〜1320]鎌倉時代の日蓮宗の僧。下総(しもうさ)の人。六老僧の一人。号、筑後房。通称、大国阿闍梨(あじゃり)。早くから日蓮に随侍し、のち鎌倉妙本寺・武蔵池上本門寺の主。多くの門弟を育てた。
にった‐よしさだ【新田義貞】
[1301〜1338]鎌倉末期・南北朝時代の武将。上野の人。元弘3=正慶2年(1333)鎌倉幕府を滅ぼし、建武政権から重用されたが、のち、足利尊氏と対立。兵庫で楠木正成(くすのきまさしげ)ととも...
ニューマン【John Henry Newman】
[1801〜1890]英国の神学者。英国国教会の牧師からカトリックに改宗、枢機卿となる。万人が哲学や神学を知らなくても信仰に至ることができると説いた。著「アポロギア」。
にんなみ‐どうはち【仁阿弥道八】
[1783〜1855]江戸後期の陶工。京都の人。清水焼を焼いて代々高橋道八を名のる家系の2代目。初代の次男。名は光時。仁和寺宮から「仁」の字を賜り、仁阿弥と号した。新旧の技術を修得し、琳派(りん...
ニーレンバーグ【Marshall Warren Nirenberg】
[1927〜2010]米国の生化学者。たんぱく質の合成に成功。人工RNAから人工ポリペプチドを得たことにより、遺伝情報の解読に導いた。1968年、H=G=コラーナ・R=W=ホリーとともにノーベル...
ネアルコス【Nearchos】
[?〜前312]アレクサンドロス大王の部将。クレタ島の生まれ。東征の帰途、インダス川からチグリス川まで航海を指揮した。
ネルンスト【Walther Hermann Nernst】
[1864〜1941]ドイツの物理化学者。化学熱力学を研究。可逆電池の考察から、温度が絶対零度に近づくとエントロピーが有限値になることを発見し、ネルンストの熱定理(熱力学の第三法則)として発表。...
ネロ【Nero Claudius Caesar】
[37〜68]ローマ皇帝。在位54〜68。初め哲学者セネカらの補佐によって善政を行ったが、のちに残忍な性格をあらわし、義弟・母・皇后を次々に殺害。ローマ市大火の罪をキリスト教徒に負わせて大虐殺を...
ノア【Noah】
旧約聖書の創世記にある洪水物語の主人公。最初の人アダムから10代目にあたり、正義の人と神に認められていた。
のだ‐せいぞう【野田誠三】
[1895〜1978]実業家。兵庫の生まれ。京都帝大卒業後、阪神電鉄に入社。大正12年(1923)から甲子園球場の設計工事責任者となる。昭和26年(1951)には同社の社長となり、阪神タイガース...