スタール【Anne-Louise Germaine Staël】
[1766〜1817]フランスの小説家・批評家。通称、スタール夫人。ネッケルの娘。自由思想のため国外に追われ、欧州諸国に亡命。フランス‐ロマン主義の先駆者。小説「デルフィーヌ」「コリンヌ」、評論...
すわ‐てつし【諏訪哲史】
[1969〜 ]小説家。愛知の生まれ。会社に勤務するかたわら創作活動を続ける。「アサッテの人」で群像新人文学賞を受けデビュー。同作品で芥川賞受賞。
せとぐち‐とうきち【瀬戸口藤吉】
[1868〜1941]指揮者・作曲家。鹿児島の生まれ。エッケルトらに学び、生涯、海軍軍楽隊発展のために尽くした。作品に「軍艦行進曲」「愛国行進曲」など。
セミョーノフ【Nikolay Nikolaevich Semyonov】
[1896〜1986]ソ連の物理化学者。気体反応のメカニズムを研究し、爆発現象における連鎖反応を解明した。1956年、ノーベル化学賞受賞。
そう‐し【荘子】
⇒荘周(そうしゅう) 中国、戦国時代の思想書。33編。荘周とその後学の著とされる。成立年代未詳。内・外・雑編に分かれ、初期道家の根本思想を寓話(ぐうわ)を用いて説く。道教では尊んで「南華真経...
そうだ‐きいちろう【左右田喜一郎】
[1881〜1927]経済学者・実業家。神奈川の生まれ。ドイツでリッケルトらの影響を受けて、日本に経済哲学を紹介した。左右田銀行頭取・貴族院議員。著「貨幣と価値」「経済哲学の諸問題」など。
たいら‐の‐ただもり【平忠盛】
[1096〜1153]平安末期の武将。正盛の子。清盛の父。白河・鳥羽上皇の信任が厚く、検非違使(けびいし)から刑部(ぎょうぶ)卿に累進、内昇殿を許された。日宋貿易により財力を得、公家的素養もあっ...
たかぎ‐ていじ【高木貞治】
[1875〜1960]数学者。岐阜の生まれ。東大教授。代数学における類体論を研究、日本の数学が国際的に認められる基礎を築いた。著「解析概論」「代数的整数論」など。
たかはし‐おさむ【高橋治】
[1929〜2015]小説家。千葉の生まれ。映画監督を経て執筆活動に入り、戯曲・小説を手がける。伝記物の他、叙情的な恋愛小説でも広い読者層を得る。「秘伝」で直木賞受賞。他に「絢爛(けんらん)たる...
たかはし‐かつひこ【高橋克彦】
[1947〜 ]小説家。岩手の生まれ。浮世絵研究家として美術館に勤務した後、執筆活動に入る。江戸時代に対する深い知識を生かした時代物の推理小説の他、怪奇小説、SF、ミステリーなどを幅広く手がける...